1月10日は「110番の日」。NHK、朝日新聞などのニュースによると、去年1月から11月までに全国の警察が受けた110番通報は829万9775件。前年に比べておよそ6万件も減ったとのこと。しかし、警察官が現場に到着するまでの時間は平均8分6秒と、前の年の同じ期間より41秒長くなり過去10年間で最も遅くなったという。
今日は何日ですか・試しにかけた… 110番の2割不急 https://t.co/DCdt52REvJ
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) January 9, 2020
過去最も遅くなった理由
警察庁は、最も遅くなった理由として、大雪や台風などの豪雨災害が相次ぎ、道路の状況が悪かったことが影響したと分析した。
緊急性のない通報
今回、全体の18.4%が緊急性のない通報を占めていたことも判明した。中には、「携帯電話を機種変更したので試しにかけてみた」「子どもが言うことを聞かないので叱ってほしい」「酔っ払って帰れないからパトカーで送ってほしい」「家の中にゴキブリがいる」「きょうは何日ですか」といった内容の電話もあった。このように、緊急性がない場合は、全国共通の短縮ダイヤル「#9110」を利用してほしいとのことだ。
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