受け取りが先か、死が先か。終身年金の「年間支給」減額が可能に

2020.02.14
by MAG2NEWS編集部 NK
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高齢化の影響で企業年金の負担が増加していることから、平均寿命が伸びたら終身保険の年間支給額を減らせる仕組みを2021年にも導入すると厚生労働省が発表した。日本経済新聞が報じている。


「企業年金」とは?

企業年金は、公的年金を補完する位置づけのもの。日本の年金制度は、すべての人が対象となる「国民年金(基礎年金)」と会社員が加入する「厚生年金」、任意に加入する個人型確定拠出年金などの「私的年金」の3つに分かれている。

企業年金はこの中で、個人型確定拠出年金と同じ「私的年金」にあたる。企業年金は、「確定給付」と「確定拠出」に分けられており、どちらも企業が掛け金を拠出する。「確定給付」は企業が、「確定拠出」は従業員がリスクを負うが、2019年3月末の時点では、「確定給付」が940万人、「確定拠出」が688万人だった。

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source:日本経済新聞

image by:Shutterstock

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