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サンリオ業績悪化が止まらない。「キティが仕事を選ばなすぎて価値が落ちた」の声も

「ハローキティ」「マイメロディ」「キキララ(リトルツインスターズ)」「ポムポムプリン」などのキャラクターでおなじみの株式会社サンリオの業績悪化が著しい。

12日に発表されたサンリオ第3四半期決算 説明資料 によると、2020年3月期3Qの累計実績は、売上高が前年同期比3.4%減の約421億円、営業利益は36.1%減の約24億円、経常利益は27.9%減の約33億円、純利益は48.9%減の約15億円だった。

損益計算書推移や連結業績3Q累計推移を見ても、売上高や営業利益の下がり幅が顕著であることがわかる。4年前と比較すると、営業利益も四半期純利益も1/4ほどに落ち込んでいる。

こうした状況についてサンリオ広報・IR室は、消費増税や台風被害などがマイナス要因になったこと、アジアの上位ライセンシー3社からの売り上げが減少したり、香港でのデモの影響があったりしたことなどを報告。

ライセンス事業においては、他社ゲーム・アニメ・タレントとのコラボレーション商品が好調だったことや、テーマパークの入園者数が引き続き増加したこと、物販事業でも客数・既存店売上高ともに前年同期比で大きく伸長したことを伝えている。

主に海外での営業利益減(24.9%減)と国内ライセンスの事業の営業利益減(6.6%)が響いたようだ。

このようなサンリオの状況に対し、Twitterでは「仕事選ばなすぎて、キティちゃんの価値を下げているのでは?」「コラボしすぎて価値が落ちた」「少子化が絡んでいるのだろう」「海外向けの映像コンテンツなども増やさなければならないのだろう」といった声が投稿されている。

一方で、「ファンとしてなんとかせねば」「(ビューロランドの)年パスに甘えずもっとお金を落とそう」「サンリオへの信仰心が試される」「サンリオグッズに金を落とさねば」などと業績回復に貢献しようとする声も多く聞こえてくる。

30年も前から日本のカワイイ文化を支えてきたサンリオ。新たな施策で業績を巻き返して欲しい。

Twitterの反応

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
source: サンリオ第3四半期決算 説明資料
image by: Elizabeth Winterbourne / Shutterstock.com

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