明るい太陽の日差しを浴びながらのお花見も素敵ですが、幽玄な灯りに照らし出される幻想的な夜桜見物も、この時期ならではの魅力ですね。 
今回は京都府下の知る人ぞ知る、桜のライトアップスポットをご紹介します。 魅惑的な夜桜探訪へ出かけませんか？

ピンク色の提灯の明かりに照らされる湖畔の桜　離湖（京丹後市）

ライトアップ期間：3月24日（日）～4月28日（日）予定

京都府で一番大きな湖・離湖（はなれこ）。湖の周りにはソメイヨシノやヤエザクラなど、約500本の桜の木が植えられています。湖畔の離湖公園には散策路もあるので、ぐるっと一周散歩しながらのお花見もオススメです。

ここ、離湖のライトアップは、電球ではなく提灯。ピンク色の提灯の明かりが幻想的な世界を演出します。

樹齢400年の古木と若木が織りなす「桜の滝」　瑠璃寺（舞鶴市）

ライトアップ期間：桜の開花時～終了まで

舞鶴市吉田にある瑠璃寺のしだれ桜、通称「吉田のしだれ桜」は、「古木と若木が織りなす開花時の景観のすばらしさ」により、昭和52年、舞鶴市指定文化財（天然記念物）に指定されました。

樹齢400年以上と推測される古木と、若木が一体となる様は、まるで桜の滝のよう。3月30日（土）にはキャンドルイルミネーションを開催し、地元の屋台なども出店予定。

湖面に映る夜桜の水鏡は息をのむ美しさ　大野ダム（南丹市）

ライトアップ期間：4月6日（土）～4月13日（土）　夕方～21時

大野ダム建設時に、およそ1000本の桜が植えられ、今や樹齢50年を超える桜がダム湖畔の起伏ある自然公園内に咲き誇ります。ダム堰堤上部にある遊歩道から見る、LEDライトで照らされた夜桜の水鏡は圧巻！

4月13日（土）には、「宴」さくら太鼓ライブ(18時30分～/無料)や、季節はずれの大花火 (19時30分～/無料)などイベントも開催。

1500本の桜並木が続く亀岡屈指の名所　和らぎの道七谷川沿い（亀岡市）

ライトアップ期間：3月30日（土）～4月7日（日）頃 19時～22時（天候・開花状況により終了時期は前後することがあります）

七谷川周辺には、約1ｋｍにわたって約1500本もの桜が咲き乱れる桜並木が続いています。シーズン中は、地元や遠方からの花見客で連日賑わいを見せる亀岡屈指の桜の名所。

隣接する「さくら公園」には、28種約280本の桜が植樹されていて、「さくら公園」横の桜トンネルや、府道25号線から山手側200ｍ程のところに架かるトラス橋の眺めは抜群。

明智光秀ゆかりの地に咲く桜を愛でる　南郷公園（亀岡市）

ライトアップ期間：3月30日（土）～4月7日（日）頃 19時～22時（天候・開花状況により終了時期は前後することがあります）

明智光秀が築いた丹波亀山城のお堀跡を整備してできた南郷公園。堀（雑水川）沿いには、木製のデッキが設置されていて、ソメイヨシノの美しい桜並木が続きます。なかでも、南郷公園中央にあるシダレザクラや、公園内遊歩道の桜トンネルは絶好の撮影ポイント！

思いっきり遊べる総合運動公園で夜桜見物　亀岡運動公園犬飼川沿い（亀岡市）

ライトアップ期間：3月30日（土）～4月7日（日）頃 19時～22時（天候・開花状況により終了時期は前後することがあります）

亀岡運動公園内を流れる犬飼川沿いの堤防道路の桜並木がライトアップされます。ソメイヨシノ、シダレザクラなど200本以上の桜が、運動公園内の広い芝生の淵や犬飼川沿いに咲き乱れる、市民の憩いの場。

ロング滑り台などアスレチック遊具も充実しているので、ファミリーやカップル、グループで昼間は遊んで夜桜見物して帰るというのもオススメ！

夕闇に溶ける夜桜に魅せられて…