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次の「トランプ砲」はいつ? ツイッターを投資に活用する方法とは

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世界的に堅調に推移していた2019年末の金融市場が一転、2020年はアメリカとイランの対立を皮切りに前途多難な幕開けとなりました。そして新型コロナウイルスの発生から数ヶ月が経ち、当初過小評価されていたリスクが顕在化し、「コロナショック」と呼ばれる大きな下落と上昇を繰り返す嵐のような相場が続いています。

サウジアラビアの原油増産の報道も追い打ちをかけ、ますます混迷を深めるこの相場を乗り切るにはどうすればよいのでしょうか?

投資において大切なことの1つとして情報収集が挙げられます。しかし、どんな情報が信頼できるのかを判断するのは、プロでも難しいこと。そんな中、ここ数年少なからずマーケットに影響を与え続けている情報源があります。それが、トランプ大統領のツイート、「トランプ砲」などと呼ばれています。

トランプ発言が投資チャンスに!?

トランプ砲の威力は大小様々

テクノロジーの進化に伴い、情報の伝達の質と速度が急激に変化しています。前アメリカ大統領のオバマ政権時代はツイッターこそあったものの、今ほど活用はされておらずツイッターを通した発言による相場の影響はあまりなかったといえます。

現在では政治活動をする際、ツイッターやYouTubeといったネットメディアを使うことが当たり前になりつつありますが、市場に影響を与える程の影響力を持つ人は決して多くないでしょう。

その中でも抜群の知名度と影響力を誇るのが、トランプ大統領です。

大統領就任前からツイッターを使ったメディア戦略を駆使し、世論や株価に影響を与えてきました。あまりの影響力に、市場との相関関係を証券会社が真剣に分析するほどです。
参考報道:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/jp.php

とはいえ、もちろんすべての発言が世界中に影響を与えているわけではありません。(トランプ大統領のツイートを見れば分かりますが、想像以上に多くつぶやいています…。)

我々のような個人投資家が相関関係を細かく分析することは難しいですが、今回は、実際にマーケットに大きな影響を与えた可能性のあるツイートをピックアップし、チャートを基に見ていこうと思います。

ケース1:忘れた頃に米中貿易戦争再燃

<2019年5月6日:ツイートで対中関税発表 → 米国株価下落相場入り>

《意訳》中国は10ヶ月間、ハイテク製品500億ドルの25%、その他の製品2,000億ドルの10%を関税としてアメリカに支払ってきた。これらの支払いは、私たちの偉大な経済成果の一部を担っている。この10%は、金曜日に25%になる。

中国からアメリカに発送された3,250億ドルの追加商品には、まだ未課税のままだが、まもなく25%の税率で課税されることになる。アメリカに支払われた関税は、主に中国が負担する製品のコストにほとんど影響を与えていない。中国との貿易取引は続いているが時間がかかりすぎだ。彼らが再交渉を試みているからだ。NO!

2018年突如として始まった米中貿易戦争、市場はギクシャクする場面もありましたが、2019年初頭には交渉が順調だとトランプ大統領が繰り返しアピールしていたこともあり、楽観ムードが漂っていました。
参考報道:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39582670Q8A231C1000000/

しかしながら、日本時間2019年5月6日の深夜、いきなり対中関税の引き上げを発表しました。これを受け堅調に推移していた米国株式市場が一変、5月は一気にNYダウ・日経平均ともに下落相場へ。
参考報道:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-06/PR28UI6JTSE801

このように、マーケットが油断している時の「トランプ砲」は効果てきめんに見えます。特にトランプ大統領は何の前触れもなく、突如として方針を180度転換させることもままありますから、多くの投資家たちが逆を突かれたのか相場が大きく動くことがあります。

ケース2:強い主張をしておいてからの譲歩

<2019年12月12日:米中合意が近づいているとツイート → ダウ平均株価が200ドル上昇、さらなる上昇相場へ>

《意訳》中国との「ビッグディール(大取引)」は間近だ。中国はそれを望んでいるし、我々もだ!

ケース1の2019年5月の強行発言後は徐々に態度を軟化させ、秋頃からジリジリと相場が上向きました。

そして、12月12日には合意が近いというメッセージを投稿。中国との貿易交渉に前向きかつ非常にシンプルな内容です。

読売新聞の報道によると、これに市場はすぐさま反応。ツイートされたこの時間帯だけでNYダウは200ドル近く上昇。その後一旦下落するものの、ツイートした直後の水準を下回ることなく力強い上昇を再開。2月には史上最高値の2万9,500ドルをつけています。
参考報道:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191213-OYT1T50007/

トランプツイッターで分かる対イランと原油価格

<2019年9月16日:戦略石油備蓄(SPR)の放出を許可とツイート → 高騰していた原油が下落>

《意訳》原油価格に影響を与える可能性のあるサウジアラビアへの攻撃に基づき、必要に応じて、SPR(戦略石油備蓄、米国国家備蓄)から、市場に十分な供給を維持するのに十分な量の原油を放出することを承認した。 また、テキサス州や他の様々な州で現在許可申請中の石油パイプラインの承認を早めるよう、すべての適切な機関に通知した。

2019年9月14日にイランがサウジアラビアの石油施設を攻撃しました。週末の出来事だったため、原油先物価格は週明け16日に窓を開けて急騰。

戦争に発展するのかという憶測も飛び交い原油が急騰しましたが、鎮静化に一役買ったと言われているのもトランプ大統領のツイートです。
参考報道:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49858620W9A910C1I00000/

現在、コロナウイルスに端を発す需給ショックによって原油価格は18年ぶりに1バレル=20ドルの水準まで下落しましたが、今後もトランプ大統領のツイートで動く可能性はありますから、注目しておきたいですね。
参考報道:https://jp.reuters.com/article/global-oil-20-idJPKBN2173JI

トランプ砲を投資チャンスにするには?

トランプ大統領のツイートはこれまで見てきたように、相場を動かすのに一役買ってきた可能性が高いと言えるでしょう。

紹介したツイート以外にも、「EUへの関税」「FRB議長の批判」「武力を背景に軍事衝突をちらつかせる」などなど相場に影響を与えたとみられものは数多くあります。現在はコロナショックによる株価暴落や、今年後半の11月には大統領選も控えており、今後もツイッターを利用して「トランプ砲」が放たれる可能性は高いでしょう。

このトランプ砲にすぐ反応できたらベストですが、一瞬の値動きで終わるものだけでなく、トレンドを形成するような場合もしばしま見受けられます。その変化を見逃さないためにも、日々チェックしてトレードに役立てていきたいところです。

また、影響を受けるマーケットというのは幅広く、様々なチャンスがあります。

そんな時に力を発揮できる商品が、「CFD(Contract For Difference)」です。

GMOクリック証券のCFDを例にとってみましょう。CFDは、世界中の株価指数や金・原油・米国株式など様々な商品へ投資できる「商品版のFX」といったイメージで、証拠金を預けてトレードする「差金決済取引」という仕組みを採用しています。少ない証拠金で、しかも(銘柄によって取引時間は異なりますが)ほぼ24時間トレードできるので、チャンスを活かせる可能性があります。ただし、証拠金取引の特性上、証拠金以上の損失が出る場合もあるため、資金管理には注意が必要です。

「買い」だけでなく「売り」から入ることもできる(※GMOクリック証券のCFDの場合)ので、コロナショックによって下落している現在の相場にも活用できます。

破天荒な発言で知られるトランプ大統領の矛先はいつどこに向かうか分かりません。最近は株価の下落を止めようと躍起になってツイートをしています。
参考報道:https://www.sankei.com/column/news/200313/clm2003130003-n1.html

現在の荒れている市場では短期的な効果しかないようですが、少なからず影響を与えているので「トランプウォッチ」は今後もマストと言えるでしょう。

CFD取引ならこれまで紹介してきた日経平均やNYダウに連動する株価指数以外にも投資が可能ですし、その時々でベストな商品を選択してトレードすることが可能です。

リーマンショック以来と呼ばれる下落相場になりつつありますが、値動きがあるということはチャンスがあるということです。

繰り返しになりますが、少ない資金で効率よく、(銘柄によって異なるものの)ほぼ24時間取引できるので、チャンスを活かせる可能性があります。また忘れてはいけないのは、レバレッジ取引の特性上、証拠金以上の損失が出る可能性があること。投資スタイルによってはリスクが大きくなる商品なので、資金管理に十分に注意することが必要です。

いつ飛び出すか分からない「トランプ砲」とCFDを活用して、ぜひ利益を上げる武器にしていただけたらと思います。

<まとめ>
・トランプ大統領のツイートをチェックして損はない
・トランプ砲は日本時間の夜中に飛んでくることもあり、(銘柄によっては)ほぼ24時間取引ができるCFDならチャンスを活かせる可能性がある
・CFDが銘柄として扱っている商品は、株価指数から金スポット、原油まで多彩
・レバレッジを利かせた取引で証拠金以上の損失が出ることもある
・少ない資金で始められる

文:マネーボイス編集部
image by:マネーボイス編集部、Rawpixel.com / Shutterstock.com
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