ワシが殿じゃ。愛媛県「⼤洲城」ステイで鎌倉時代にタイムトリップ

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2020/03/24

日本人の心を掴んで離さない建造物のひとつが、日本各地に点在しているさまざまなお城たちです。なかでも天守閣が現存しているお城には観光客がたえず訪れ、周囲の風景と相まって見惚れてしまうもの。

あの場所に実際に住んでいた殿様たちは、どんな気分だったのかと考えたことがあるかたも多いのではないでしょうか。

そしてなんとこの度、愛媛県大洲にある「大洲城」で、日本初となる木造天守閣に宿泊できる城主体験「キャッスルステイ」の開始が発表されました。お殿様気分を味わえるその内容、早速チェックしてみましょう!

憧れの天守閣に宿泊して殿様気分を味わう貴重体験!

image by:PR TIMES

愛媛県に数あるお城のなかで、四階四層の天守閣がしっかりと復元され、人気を集める「大洲城」。キャッスルステイでは、この大洲城の天守になんと宿泊することができます。

「愛媛県大洲市の町家・古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくり連携協定」に基づく、愛媛県大洲市との官民連携事業となるこの企画。

大洲城、そして城下町に残る町家・古民家などの歴史的資源を活用した観光産業確立に向けた取り組みのひとつとなっています。

鎌倉時代に建造されたとされる大洲城は、明治時代に天守が取り壊され、その姿は無きものとなってしまっていたものの、2004年に復元され、天守内も見学して回れる場所として復活。

この大洲城は映画『男はつらいよ 寅次郎と殿様』のロケ地としても知られ、「キャッスルステイ」はファンにはたまらない体験となりそうです。

image by:Shutterstock.com

江戸時代から現存している台所櫓をはじめとした櫓4棟が重要文化財に指定され、見応えたっぷりの大洲城。現在は9時~17時(札止め16時30分)が一般観覧の時間となっているため、キャッスルステイでは観覧時間が終了する17時~翌朝9時までの時間帯が対象となります。


image by:PR TIMES

その内容は貸切宿泊を筆頭に、着物・甲冑レンタルおよび着付け、鉄砲隊、幟隊、引き馬などのイベントを含めた「1617 加藤貞泰の入城」体験や伝統芸能(神楽等)の体験に始まり、夕食や月見体験、国の重要文化財 「臥龍山荘」での早朝貸切・殿様御膳など、まさに「殿様気分」を体感できること間違いなしの濃いメニューです。

気になる料金は、松山空港・JR伊予大洲駅への送迎なども含め、 2名1泊100万円(サービス料10%込、消費税10%別)。衝撃のお値段ともいえますが、これまでは絶対に無理だと思われていた「お城への宿泊」が実現すると思えば、値段には代えられないかも…?

この「キャッスルステイ」は、春と秋の期間を中心に年間約30日間という期間限定で運営予定だとか。今後は観光庁において、城郭での宿泊体験を「城泊(しろはく)」としてモデル化し、全国展開も計画されているそう。もしかしたら全国にある、憧れのお城で宿泊体験が可能となるかもしれません。

天守に宿泊し、殿様イベントや殿様グルメが楽しめる「キャッスルステイ」。歴史好きには見逃せないこのチャンス、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

  • キャッスルステイ
  • 愛媛県大洲市大洲903 大洲城
  • 2名1泊100万円(サービス料10%込、消費税10%別)
  • 公式サイト
  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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