気象庁によると、11日午前8時58分頃、茨城県沖を震源とした深さ50km、マグニチュード(M)5.5、最大震度3の地震が発生しました。この地震による津波の心配はありませんでした。朝早くにスマホの緊急地震速報が鳴り響き、驚いた方も多いのではないでしょうか?
image by: 気象庁
最近、北関東周辺で地震の発生が相次いでいます。連休最終日の6日午前1時57分には、千葉県北西部を震源とした深さ70km、M5.0、最大震度4の地震が発生し、地域によってはスマホの緊急地震速報が鳴り響き、「白河夜船」の関東周辺住民を驚かせたばかり。
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また、さらにこの2日前の連休中である4日22時07分頃にも、千葉県北東部を震源とした深さ50km、M5.5、最大震度4の地震が発生していました。
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震度3から4の中規模地震が相次ぐ関東周辺。首都直下地震の発生が懸念される中、このような地震が数日おきに発生すると、地震についての警戒心も怠ってはいけないことを教えられているのかもしれません。
10日から11日にかけて、ネット上では「南海トラフが5.11に発生する」といった根拠のない噂が拡散し、11日朝のツイッターのトレンドワードでは上位に「南海トラフ」がランクインしていました。そのきっかけとなったのが、11日午前2時23分頃に四国・中国地方の近辺で発生した、伊予灘を震源とする深さ60km、M3.8の最大震度2の下記の地震です。
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定期的に話題となる「南海トラフ」を震源とした巨大地震。万が一この地震が発生した場合、どのくらいの被害が出ると予想されているのでしょうか?
「南海トラフ巨大地震」で予想されている被害
以前NHKが報じたところによると、「南海トラフ」を震源域とした地震が想定される最大規模で発生すれば、マグニチュードは9.1。東海から九州という広域で、最大震度7の激しい揺れ、10メートルを超える巨大津波が襲うと予想されているそうです。名古屋や大阪の市街地までも大きな津波が押し寄せ、東京でも超高層ビルが揺れ、都市機能は麻痺。津波や建物の崩壊、火災による犠牲者を含めると、最悪32万人にものぼる恐れもあるということです。
ネット上では、関東や長野県などで最近相次いで発生している地震について、新型コロナウイルスとは別の「脅威」を恐る声が多くあがっています。
Twitterの声
5月11日に南海トラフが来るとかトレンドになってての今朝の緊急地震速報だから本当びびった!!
けど何も来なかったから良かった
— ねん。 (@ichigotogin) May 11, 2020
おはようございます!
ここ最近、私の住んでる千葉県では、緊急地震速報がよく鳴ります。今朝も鳴りました!
とても怖いです。鳴る音も怖いですが、本当に大きな地震がきたらどうしようってビビってます…。まずは防災リュックを確認しておかなければ。— 珈琲あづさ (@CoffeeAdusa) May 11, 2020
先週に続き、今朝も緊急地震速報が鳴ってヒヤッとしましたね(´;ω;`)
千葉市では、危険なブロック塀などの撤去にかかる費用の一部を補助してくれます!地権者さんの理解が必要ですが、もしもに備えて少しでも安全な通学路になりますように。 https://t.co/vo61B9bxL8
— 千葉の地域情報サイト「まいぷれ千葉」【公式】 (@mypl_chiba) May 11, 2020
今朝の雲が地震雲っぽいなあと思ってたので緊急地震速報は嫌ですね。
というか今起きてもおかしくないので常に備えておけばいいんです。慌てるからマスクがなくなったりする。。。
うちは備えがあるのでマスクは在庫で足りております。 pic.twitter.com/QNdusfqqUG— 応援🔥立川・府中アスレティックFC (@tachikawa_fuchu) May 11, 2020
最近地震多いなぁ。
コロナも怖いが地震も怖い!#地震多い https://t.co/BOsjPG9z4H— POPO (@POPO20985519) May 11, 2020
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