熊本県はポイントよりお買い得優先。日本全国「買い物」調査
日ごろのお出かけ先で立ち寄るお店なら、新しい情報やお買い得情報、ポイント集めなど、買い物で役に立つことはいち早く知っておきたいものです。それでは日本全国の中でも、ほかの地域と比較してより一層、そのような情報に敏感な人たちが多い場所はいったいどこなのでしょうか。
この度、生活者の消費嗜好を指数化する「DataCOLORS(データカラーズ)」が、全国のドラッグストアとスーパーマーケット合計約6,000店舗、5,000万人規模の購買データ(ID-POSデータ)をもとに調査。
食品・日用品の新商品を購入する人が多い「アーリーアダプター指数」、お買い得商品を好む「価格センシティブ指数」など、エリアごとの消費嗜好(カラー)をあらわす指数データを発表しました。
気になるその内容を、早速チェックしてみましょう。
新商品好き1位は埼玉県、お買い得好き1位は熊本県、ポイント好き1位は東京都
ドラッグストアで新商品が発売されると、思わずすぐに購入してしまう「新しいもの好き」ランキングの第1位は埼玉県でした。
2015年度の国勢調査で、埼玉県では「県外へ通勤・通学する人の割合」が最も多い都道府県ということが判明しており、東京都内で新しいトレンドに触れる機会が多いことや、平均年齢が全国6位の若さであることも「新商品を試す」という行動にあらわれていると考えられます。
続いて、ドラッグストアで通常より価格が低いお買い得商品を購入する、お買い物上手な人が最も多い「お買い得好き」ランキングの第1位は熊本県に輝きました。
お買い得好き地域ランキングは島根県、長野県と続き、逆にお買い得商品にあまり反応しないのは東京都、大阪府、神奈川県で、都市部が多い結果となりました。都市部では比較的、高所得者が多いということも影響しているのでしょうか。
さらに、ポイントアップの期間に通常よりたくさんの買い物をする人が最も多い「ポイントアップ好き」ランキングの第1位は東京都になり、2位に大阪府、3位に神奈川県と続いています。
「お買い得好き度ランキング」では最も低い数値だった3都道府県がTOP3という結果になり、「値引きよりもポイントアップが好き」という消費嗜好が判明しました。
逆に、お買い得好き度ランキングでトップだった熊本県は、ポイントアップ好きでは47位に。元々の金額が低い場合に得と感じるか、ポイントとして還元されるのを得と感じるか、地域の文化なども関係があるのかもしれません。
自分の住んでいる地域の人たちは、いったいどんな「お得」を目指す傾向にあるのか?リアルな指数がわかった今回のデータ発表を参考に、お買い物の際に値段のつけ方などを気にしてみても、面白いかもしれませんね。
source:PR TIMES
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