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また中国発ウイルス。エビの致死率80%超えに「値上がりしそう」の声

「DIV1(十脚目虹色ウイルス)」をご存知だろうか。「DIV1」は2014年12月に中国で発見された、エビ類に強い感染力と致死力を発揮するウイルス。感染から2〜3日で死亡したケースや、致死率が80%以上に達したケースもあるという。これが、6月に再び中国で確認された。

ヒトへの感染は?

みなと新聞によると、「DIV1」は1度収束したが、今年2月に再び広東省で感染・発症が相次いでいた。先月6月18日にも、ザリガニやキングエビ、ジャイアント・タイガーの池あわせて16カ所での陽性反応が確認されたことが発表されている。気になるのは「ヒト」への感染だが、いまのところヒトへの感染は確認されていない。これについてツイッターからは「今度はエビかよ」「値上がりしそう」「食べられなくなったら困る」など、心配する声があがっている。

中国、輸入したエビからコロナ感染

「DIV1」とは無関係だが、エクアドル産の冷凍エビのパッケージからコロナウイルスを検出したと中国税関総署が発表した。AFPなどが報じている。冷凍エビの販売元はオンラインで受注し、配送する業者であった。該当の商品を購入した人は820人ほどおり、なかには陽性が確認されたと主張する消費者も多数いるため、集団感染が起きた可能性もあるとのことだ。

パッケージにウイルスが付着していたケースは、今回の冷凍エビのほかにも確認されている。スーパーなどで商品を購入する際や、宅配便で荷物を受け取る際などにも気をつけたいと改めて感じた。

Next: エビのウイルス流行で値上がりする…?

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