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11月 小惑星が地球に衝突?詐欺ガチャ以上の“確率0.41%”にソシャゲ勢が懸念表明

米航空宇宙局(NASA)はアメリカ大統領選挙の前日である今年の11月2日に、「2018VP1」と名付けられた小惑星が地球に接近すると予想している。CNNなどが報じた。

それによると小惑星は直径2mほどと小さく、2018年に米カリフォルニア州のパロマー天文台で初めて観測されたもの。この惑星が今回の接近で地球に衝突してしまう可能性は0.41%で、万が一衝突したとしても地表に大きな被害を及ぼす心配はないとしている。

「玉の輿に乗れる確率」も0.4%

ネット上では、「アルマゲドン」のような展開にはならないことにホッとしながらも、「0.41%」という衝突確率をいったいどう解釈すべきか、様々な意見が飛び交っている。

確率が「0.41%」と言われて実際にどれぐらいのものなのか、リアルに把握するのは難しいところだろう。

過去に話題になったところでは、2018年にロシアで開催されたサッカーW杯において、大会前にあのゴールドマン・サックスがはじき出した日本代表の優勝確率が「0.4%」。実際、日本代表はグループリーグこそ2位で通過したものの、決勝トーナメントのラウンド16で敗退している。

またよく言われるのが、女性が玉の輿に乗れる確率が「0.4%」という話。これは、日本の20代~40代男性のうち、年収1千万円以上で未婚の人の比率が、だいたいそれぐらいの数字になるというのが根拠だ。

先のW杯で世界の高い壁を痛感したサッカーファン、あるいは婚活に励むもなかなか思うような結果の出ない女性の方々にとっては、この「0.41%」というのは、なかなか厳しい数字……そんなイメージかもしれない。

「地球が危ない!」ソシャゲガチ勢の警告

ところが、この「0.41%」という数字に対して「結構高いんじゃないか?」と感じる層も一定数存在するようだ。

9月23日から発売される「ハロウィンジャンボ宝くじ」の発売概要を見てみると、1等の3億円は1ユニット(1,000万枚)に1本のみ。確率は0.00001%となり、確かに1等当せんよりも確率はかなり高い。

ちなみに3等100万円が当たる確率は0.011%で、4等1万円になると2.2%。宝くじの1等どころか100万円が当たるよりも、小惑星衝突のほうが確率的には高いわけで、そう考えると「ひょっとしたら……」という気にもならなくはない。

また、同様に「あり得ない確率じゃない」と語るのは、ガチャに命を懸けるソシャゲやネトゲのプレーヤーたち。ネット掲示板では「ガチャなら当たる確率」「詐欺ガチャより確率高い」といった声もあがっていた。

そしてネット上のパチンコ・パチスロファンの方からは、「設定1の大花火を打って1回転目でBIGをひく確率くらい?」「ジャグラーのおすわり1発より高い」「ノーマルリーチくらいか。でもたまーにスコーンと入ることもあんだよな」といった意見も。確かに実感のこもったリアルな声ではある。

このように、人によってさまざまな受け取り方をされた「0.41%」という確率。接近する日はもう少し先のこととなるが、くれぐれも「おすわり1発でスコーンと惑星衝突」とはなって欲しくないものである。

Next: 小惑星衝突で、地球上の問題が一気に解決する?

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