京都で話題!究極の完熟トマトジュースを求めて「小林ふぁ~む」を訪ねてみた

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2020/08/31

過去には数カ月予約待ちになったこともあり、某有名百貨店のバイヤーをも虜にした究極のトマトジュースを作っている農家が福知山市にある!との情報を編集部はキャッチ!!早速、訪ねてきました。

唯一無二のトマトジュース、おいしさの秘密とは

小林ふぁ~むは夫婦二人で営む農家。福知山の清らかな空気と湧き水、生きた土、京都丹波の気候と環境をいかし、小林さんが大好きなトマトやお米を中心に、農薬や化学肥料を使わず農作物を作っています。出迎えてくれたのは代表の小林加奈子さんとゆかいな動物たちでした。

―――おはようございます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

どうぞよろしくお願いします。

―――たくさんの動物たちに驚きました!!にぎやかですね。

そうでしょ。ミニブタ、大型犬、ヤギ、烏骨鶏がそれぞれ2匹ずつ、わたしの大好きな家族です。時々、地元の保育園の子どもたちも見学に来ますよ。

左から、小林ふぁ~むの「とまとのじゅ~す」720ml 3,240円/180ml 864円/「とまとのぺ~すと」864円。とまとのぺ~すとは離乳食としてもママたちから大絶賛、もちろん絶品パスタも簡単に作れちゃう代物

―――すごい~、名所化してますね。すみません!早速なんですが、小林ふぁ~むの「とまとのじゅ~す」飲みたいです!「第25回グルメ&ダイニングスタイルショー春2019」新製品コンテスト(ビバレッジ部門)大賞受賞されたそうで?

はい、おかげさまで。こちらは食塩・砂糖・添加物や水を一切加えずに、当農園で栽培した完熟トマトをそのままギュッと閉じ込めたジュースで、トマト100%なんですよ。180mlの瓶にトマトが6個分、720ml瓶にはトマト24個分入っています。

大きくて甘酸っぱい昔ながらのおばあちゃんの味に仕上げた完熟トマト

―――それは贅沢。いただきます。う、うまい~!トマトの爽やかな香り、そして甘みがふんわりの口の中で広がり、トマトの酸味もバランスよく、トマト本来の美味しさがダイレクトに伝わってくるジュース、すごく飲みやすいですね~。


喜んでもらえてうれしいです。ジュースに加工してから蔵で半年~1年ほどじっくりと熟成させると角がとれてまろやかになって旨味もアップするんですよ。

――――長期熟成も美味しさの秘密なんですね。

実はわたし、トマトは大好きなんですが、トマトジュースは子どものころからずっと大嫌いで。

―――うぇえええええ⁉衝撃です。

トマトジュースが苦手な農家が作ったトマトジュースなんですよ。だから苦手な人にも自信をもってオススメできます。うちのトマトは太陽の光を浴びて真っ赤に完熟してから収穫するんです。

完熟のため遠くのスーパーで売るのが難しく、福知山市内だけでは一気に収穫したものを一気に売りさばけない。でもなんとかトマトの美味しさを知ってもらいたいという思いがあって…。

完熟トマトはちょっとした衝撃ですぐに傷ものになるので、完熟前に摘み取って出荷に合わせて調節する収穫方法が一般的だが、小林ふぁ~むでは「樹上完熟」にこだわっているそう

―――トマトジュースなら小林ふぁ~むの完熟トマトの味を全国にお届けできますもんね。

はい、もっともっとたくさんのかたに味わっていただきたいです。京都の百貨店以外でも、今年から大手通販会社の通販サイトでもご紹介いただけるようになります。最新情報は随時HPでアップしますので、そちらでチェックしてくださいね。

初夏、晩夏、今年、来年・・・と、収穫時期や熟成度合いによってワインのように味の変化も楽しめるトマトジュースをつくる

ミニブタこじろおくんから始まったトマト作り

移住前からのペット、ミニブタのこじろおくん12歳。毎晩一緒に寝ているそう

―――そもそも小林さんが農業に目覚めたきっかけは?

実は、ペットで飼っていたミニブタのこじろおくんがきっかけなんです。もともとは大阪に住んでいたのですが、祖母の家が福知山にあったので、年に数回、趣味で野菜作りをしていました。

わたしがつくった野菜をこじろおくんがあまりにも美味しそうに食べてくれることに感激して…。形はよくなかったですが、野菜本来の味わいがして人間が食べても美味しかったんですよね。

―――だから小林ふぁ~むの看板やお名刺のロゴ、ミニブタなんですね。

そう、原点はこじろおくん。こじろおくんのシルエットをロゴにしました。

―――今年(2020年)、京都府第一号の女性の指導農業士となられたそうですね。優れた農業技術と経営感覚が評価されたと新聞でご活躍を拝見しました。

今年、夫婦そろって指導農業士に認定していただきました。女性の就農支援や若い農業者のサポートができたらいいなと考えています。

わたしが福知山に移住して農業をスタートしたのが2015年のこと。当時農業をしている女性が少なかったので相談する相手もいなかった経験から、これからはわたしが相談相手になれたらと思って。

―――ちなみに農業するまでは何をされていたんですか?

もともと動物が大好きだったので北海道大学農学部畜産学科に進学し、卒業後は地元大阪で農業とは全く無縁の個人塾を開いて約25年間、子どもたちに勉強を教えていました。

―――どおりで、そこはかとない包容力を感じると思っていました!

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