エアアジア、日本事業断念を検討 コロナで業績悪化

2020.09.30
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by 時事通信

 格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)が、事業継続の断念を検討していることが30日、分かった。新型コロナウイルス流行の影響で利用客が急減し、業績が悪化しているため。
 同社はマレーシアのLCC、エアアジアの傘下企業で2014年に設立された。中部空港を拠点に札幌、仙台、福岡の各都市を結ぶ国内3路線と、台北を結ぶ国際線を運航している。
 ただ、コロナの影響で4月上旬から全面運休した。8月に国内線を再開したが、搭乗率の低迷で10月1日から再び全線で運航休止を予定。6月には希望退職を募集し、社員約300人中、70人弱が退職した。(2020/09/30-14:53)

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