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日本株が世界でいちばん割高に。米国株は大統領選を控えて大幅下落=持田有紀子

欧米の株価の下落に比べて、日本株の下げが緩慢だ。世界でいちばん高い株が日本株という状況になっている。(『持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』持田有紀子)

※本記事は、『持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』 2020年11月2日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:持田有紀子(もちだゆきこ)
慶応義塾大学法学部政治学科卒。野村証券入社、本社・商品本部で株式トレーダーを経て、女性初の総合職として本店営業部へ。株式オプション課や営業課を経験する。退社後は人事コンサルティングの分野で活動し、行動科学や心理学に基づく人事評価のためのコンピテンシーモデルの開発などに携わる。2005年にアルジャントレード(株)を立ち上げ、海外の先物市場や外国為替取引のノウハウの蓄積を活用した投資情報サービスに関わっている。現在、同社における代表取締役。マネーコンサルタント。

日本株の割高感が鮮明に

先週からのリスク調整で、いよいよ日本株の割高感が鮮明になってきた。欧米の株価の下落に比べて、日本株の下げが緩慢だということである。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

NYダウ 日足(SBI証券提供)

NYダウ 日足(SBI証券提供)

米国株の代表であるS&P先物で見てみると、今年3月下旬につけたディップが2,174ポイントで、その後の最大の戻しは9月初旬につけた史上最高値である3,587ポイントである。

それが昨日の安値は3,225ポイントだったのだから、コロナ後はトップからは25.6%の押しを演じているということになる。

S&P500 日足(SBI証券提供)

S&P500 日足(SBI証券提供)

一方で日経先物のほうは同じ時期につけた安値が1万5,860円で、その後の戻し高値が10月中旬の2万3,720円である。金曜日の安値は2万2,870円台だった。

日経平均先物 日足(SBI証券提供)

日経平均先物 日足(SBI証券提供)

ということは、コロナ以来の値幅では切り返しの後のトップからは10.1%しか下がっていないのである。

しかるに世界でいちばん高い株が日本株だという状況になっている。

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※本記事は有料メルマガ『持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』2020年11月2日号の一部抜粋です。日銀会合やFOMCなどの重要イベントを控えた今、平日毎日発行中のメルマガをリアルタイムで受信したい方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

image by:Leonardo da / Shutterstock.com

持田有紀子のグローバル投資術~日経先物、FXの投資戦略に最強の味方~』(2020年11月2日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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