同窓会で再会。数回のデートを重ね、良い雰囲気だったにも関わらず、「ほかに好きな人がいる」「正直もうあまり会いたくない」と告げられた。今回は私のセミナーに通っている、そんなAさん(女性)のお話です。
「また連絡が取れるだけでいい」そう彼に伝え、LINEのやりとりがスタートしました。
脈が薄い、恋の王道
バリに出張していた彼に自身の出張を装って連絡し、既読無視をされる。思わせぶりな行動をした彼についていった際、「しつこい」とひどく彼に叱られ、半泣きになって家に帰った…などなど。さまざまなトラブルもありましたが、なんとか連絡はとり続けていたというAさん。
そんなAさんがある日、彼と共通の友人の同級生ご夫妻から「お家でパーティをしよう」というお誘いを受けました。
このパーティについて彼に連絡するか否か、私とAさんはすごく迷いました。だって、この連絡をすることで「もともと行くつもりだったけど、Aさんが来るなら俺はやめておこう」となる可能性が少なからずあるからです。
でもそうなるとしたら、「Aさんが来る可能性が十分あるパーティ」に初めから行こうと思わないと考えられる。そこで、私たちはパーティについての連絡を送ることにしたのです。では、いつ、どんな内容を送りましょうか。
送る内容とタイミング
「早い方が彼が予定を立てられる」「早く伝えないと予定が埋まってしまうかも」と考え、1〜2週間前に連絡をする人が多いでしょう。
しかし、よく考えてみてください。いまの彼がAさんに誘われ、予定を空けてまで参加するでしょうか。…するとは思えませんよね。このようなときは、なるべく近い日程〜直前に連絡をする方が良いのです。
行く気がなかったとしても、予定が空いていたら「じゃあ、行こうかな」という気分になりやすいからです。これは脈が薄い恋を頑張るときの王道なので、覚えておいてくださいね。
内容は、「○○くんは参加しますか?」「○○くんが行くなら、私も行こうと思います」など、相手に聞く案がすぐに浮かびがち。しかし、いずれもNGです。もし彼が参加するのなら、Aさんのことは関係なく自分の意思で参加しますよね。
これらを踏まえ、送ったのはパーティ3日前の19時ごろ。「○日のパーティ、連絡ありましたか?私は参加するので、久しぶりにみんなでお会いできたら嬉しいです」。Aさんは彼の参加に関わらず「私は行くから、よかったら来てね」と伝えたわけです。
すると、こんなお返事が来ました。「パーティは連絡あったよ。仕事の進み具合にもよるけど、たぶん行けると思う。行けたらそのときに会いましょう」。会えるか会えないかは、当日にならないとわからない。でも、参加しないと拒絶されたわけではありませんでした。