オンライン忘年会は地獄?セクハラ&余興の強要で参加したい人ゼロ説

2020.11.27
by tututu
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、東京都や大阪府などで酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請が再び始まる。年末の忘年会シーズンに重なるため飲食店からは悲鳴が上がっているが、その一方で今年は「オンライン忘年会」を予定している企業も多いようだ。しかし、ネット上では早くも「オンラインで忘年会とか勘弁してくれ」「今から気が重い」「オンライン忘年会は地獄」など、こちらも悲鳴が上がっている。

「オンライン忘年会」はありなのか?

Zoomなどを利用したオンライン飲み会が流行したが、これはあくまでも友人や会社の同僚と気楽にお酒を楽しもうというもの。これが会社や部署全体で行う忘年会となるとまた話が変わってくる。

上司には画面上で気を使わなければならないし、親しくない同僚たちとも無理に会話をしなければならない。ましてや、幹事を任された場合には頭を悩ますことになりそうだ。

そこで、実例に基づいた“ウザイ”オンライン忘年会の中身を検証していこう。

「地獄のオンライン余興」と「Zoom芸の強要」

忘年会につきものといえば余興。気兼ねなく過ごせる友人とのオンライン飲み会と違い、上司も交えた忘年会では間が持たない。ただ飲んでいるだけでは沈黙が続くだろう。そうなると、やはり余興が大事になってくる。

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忘年会ではたいていその年に流行ったお笑い芸人のネタやヒット曲を模したダンスなどが披露されがちだ。

たとえば昨年だと、DA PUMPの「U.S.A」、Foorinの「パプリカ」、チョコレートプラネットの「TT兄弟」、EXITの「チャラ漫才」、どぶろっくの「下ネタソング」などを披露する人たちが多かった。映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットでフレディー・マーキュリーになりきるツワモノまでいた。

想像していただきたい。これをオンラインで一人でやる地獄である。

小さなパソコンのカメラに向かって、「ウィ~アーザチャンピオン~」と歌い切ることがどれだけ恥ずかしいか。

これを今年流行ったネタや人で考えると、フワちゃん、ぺこぱ、鬼滅の刃、活動休止前の嵐あたり。若手女性社員がフワちゃんのものまねをしたり、男性5人でなりきり嵐とか見ていられない。

鬼滅の刃のコスプレはおそらく今年の鉄板ネタであろうが、ふと我に返った時、「オレ、自分の家で何してんだろう」と思うに違いない。思わず「時を戻そう」と言いたくなる。

酒に酔った上司から「お前なんかやれよ」とZoom芸を強要されかねず、パソコンの前で参加者が失笑している姿が目に浮かぶ。

スケベな言葉攻め「上司からのZoomセクハラ」

オンライン忘年会ではZOOMセクハラも横行しそうだ。

ZOOMなどで会議をしている時は仕事の話だけしていれば良いが、忘年会ではそういうわけにはいかない。最初は普通に飲んでいるだけかもしれないが、酒が回ってくれば上司も饒舌になってくる。

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「今日の洋服かわいいね」レベルならまだしも、「寝室見たい」「どんな格好で寝てるの?」「パジャマ姿見せて」「クローゼット開けてよ」など、酒の勢いに任せてセクハラ発言はどんどんエスカレート。

さらにハメを外して、「〇〇ちゃんの下着の色当てゲーム!」「画面に向かってリモートキス大会!」と合コンノリで悪ノリしてくる上司もいるかもしれない。

会社でなら絶対に口にしない言葉も、自宅で酒を飲んでいるという気の緩みから、上司も思わずゲスの極みのようなセクハラ発言をしかねない。注意が必要だ。

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