お台場の五輪マーク復活 4カ月ぶり再設置―東京都

2020.12.01
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by 時事通信


大会延期に伴う点検が終了し、お台場に再設置される五輪マーク。奥はレインボーブリッジ=1日午前、東京都港区

大会延期に伴う点検が終了し、お台場に再設置される五輪マーク。奥はレインボーブリッジ=1日午前、東京都港区

 東京都は1日、都立お台場海浜公園(港区)に巨大な五輪のシンボルマークを再設置した。シンボルマークは、当初今夏に開催予定だった東京五輪の機運を醸成するため設置したが、大会延期に伴い、塗装や点検のため8月に一時撤去していた。
 撤去後、船で横浜市の造船所へ運搬し、五輪カラーの塗装などを行った。都によると、潮風によるさびといった大きな劣化はなく、来年の大会期間が終わるまで安全に設置できると確認した。
 都の担当者は「無事戻ってきて一安心だ。また多くの方に見ていただきたい」と顔をほころばせた。五輪大会閉会後は撤去し、新たにパラリンピックのシンボルマークを設置する。
 五輪マークの大きさは横32.6メートル、縦15.3メートル、幅1.7メートルで、鋼製。夜間は白くライトアップされる。(2020/12/01-10:54)

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