NHK改革をめぐる議論が活発化している。中でも大きな関心を集めているのが、“強制徴収”されている受信料。菅義偉首相のブレーンで内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大学教授は公共放送分に見合う受信料は「せいぜい月額200~300円」と発言。一方、元NHKアナウンサーの神田愛花氏は現在の受信料が「妥当」と述べるなど、大きく意見が分かれている。
強制徴収される「NHK受信料」に異論続出
総務相時代からNHK改革を肝いり政策にしている菅義偉首相。その意向を受けた武田良太総務相は就任以降、「携帯よりもNHKの受信料を何とかしろという声がものすごく多い」と苦言を呈し続け、NHKに大胆な料金体制の改革を要求している。
高橋氏は「Eテレを売却すれば受信料は半分にできる」「受信料はせいぜい月額200~300円」「公共放送分野と商業分野を分離すべき」と積極的に改革案を進言。ネット上で大きな物議を醸している。
全くもって同意。
最初に受信料を200円に下げてから、NHKの英知を集めてどの規模にするか決めればいい。
NHKに居る人間の年収がバカ高いのは、論外。人も建物も設備も、多すぎる。 https://t.co/4nmYWOhzeM— あお (@blue001112) December 7, 2020
高すぎ!! 月200円ぐらいなら義務ってもいーわ 2200円って修学旅行の積み立てじゃないんだからさ!!#N局 #NHK #受信料
月額2200円のNHK受信料「特に負担感ある」…総務相、早急な値下げ求める意見書 https://t.co/0AW1I2s4EJ— コロナにまけるな (@babyskids) December 2, 2020
これに対し、神田氏は、7日放送の『グッとラック!』(TBS系)に出演し、NHKは人材とお金をかけて良質な番組を制作しているとし、「現場にいた人間からすると決して高くない、妥当だと感じている」とコメント。
国民の財産と命を守ることを使命としているNHKがその責任を果たすためには、現在の受信料に見合うだけのお金がかかってしまうのは仕方がないという見解を示した。
【関連】えげつないNHKの「受信料強奪」作戦。電力・ガス事業者をスパイに
しかし、神田氏の意見に対して、「その使命感はただの押し付け」「みんながNHKの番組を見たいわけではない」「受信料を本当に払えない苦しい人たちもいる」など批判が殺到。炎上騒ぎとなっている。
かかる金は払ってもらわないと仕方がないという考え方はまさに前時代のお役人。完全にNHK気質に支配されていて一般の市民感覚を持ち合わせていない。理解できていない。
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NHK受信料を巡り「妥当」と発言 神田愛花の持論に賛否両論 #ldnews— ひるとん・アッカーマン (@hilton_waikiki) December 8, 2020
神田愛花さん、もし訪問販売におしかけれて、興味ない製品について「うちの商品はたくさん開発費をかけていて良質なのでみんなが体験するべきなんです。この価格も適正です。買わないと罰金ですよ」って言われたら、はい喜んでと全部買ってくれるのかな?#NHK受信料
— amino (@vitalamino3) December 7, 2020
自浄は無理なのがよく分かる
【元NHKアナ】神田愛花、NHKの受信料は「妥当」だと感じると発言!「これくらいのお金はかかってしまうで物議」 https://t.co/zEHsSx5pYA
— Taka (@taka3) December 7, 2020
スクランブルで全て解決。
見たい人は値上げしても見てくれるさNHK受信料を巡り「妥当」と発言 神田愛花の持論に賛否両論 #ldnews https://t.co/qRDKVmHF8U
— ほいほい (@UWi4iyXzgb7LKuB) December 7, 2020
菅首相の目論見通り、携帯電話料金は値下げ合戦が始まった。NHKの受信料はどう変化するのか。2021~23年度のNHKの中期経営計画は来年1月に公表される予定となっている。
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