今年も残すところあと十日を切りましたが、お正月の準備は進んでいるでしょうか。近年は高価な玄関飾りや門松を購入し毎年同じものを飾るというご家庭も増加していますが、それではまったく意味がないとするのは無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』著者の真井花さん。真井さんは今回、その当然かつ納得の理由を綴っています。
新品
さて、本日は使い回し厳禁のお話。
お正月の準備は、進んでいるでしょうか。玄関飾りや鏡餅など、用意するものがたくさんありますよね。我が家は、大半用意して、あとは飾るだけです♪
でね。ここで注意してほしいことがあるんです。
- 同じものを毎年飾る
ってヤツです。止めましょうね、これ。あの、いろいろ売っていますよね。
- ガラス細工の鏡餅
- 無垢材でできた門松
- ドライフラワーの玄関飾り
ソレナリのお値段ですが、どれもカッコ良くて、デザインもサイズもいろいろ揃えられています。
ま、ひな人形とか五月人形とかのイメージなんですね。良いモノを高い値段で買って、大切にし、毎年同じ時期に飾って、終わったらしまっておいて…ってことです。
ですが、お正月の飾り物に限っては、
- 毎年新しいものにする
ようにしましょう。
お正月の飾り物は、
- インテリア小物なんかじゃない
んですよ。神様をお招きできる場所であることを示すためのものです。あの、神様ですよ。神様。
- 使い古しで
お招きできるわけないじゃーん。神棚に食べ物を供えたりするときもまさか人間が食べ残したものを供えたりしませんよね。それは神様に残り物を差し上げるなど、不敬だからですよ。これと同じようなものですね。
なので、門松も鏡餅も玄関飾りも
- 使い捨て
です。エコとか、カンケーないから。いや、神様に幸運を分けていただくことより、エコが大事だという価値観なら、それはもうそうしていただければいいんですが、オススメはしませんね。だって、失礼な上にそれじゃ意味がないからです。
お正月の飾り物は、毎年新品を。神様に対する最低限の礼儀ですよ。
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