スマホ決済「ユニクロペイ」開始 自社アプリで参入、レジ混雑回避
ユニクロの国内ほぼ全店で始まったスマートフォン決済サービス「ユニクロペイ」のイメージ画像（ファーストリテイリング提供）
ファーストリテイリング傘下でカジュアル衣料品店を運営するユニクロは１９日、スマートフォン画面の会員証（ＱＲコード）をかざすだけで買い物代金が決済できる「ユニクロペイ」の提供を始めたと発表した。３０００万人規模の会員を持つ自社アプリに導入する形で電子決済サービスに参入。会員ら顧客の利便性を高め、レジの混雑回避につなげる。
約８００に上るユニクロの国内ほぼ全店で使える。将来的には同じファーストリテ傘下の衣料品店「ジーユー」や、グループ各店の商品を扱うオンラインストアでの対応も検討する。他の小売店などでは利用できない。現金などを除き、従来はソフトバンクグループ傘下の「ＰａｙＰａｙ（ペイペイ）」といった他社決済アプリでしか支払いができなかった。（2021/01/19-18:32）
