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橋本環奈&石田純一の「コロナ焼肉」に擁護の声続々!自粛警察に反発機運、ただしおじさんの会食には世論キビシめ?

清純派の若手女優として人気の橋本環奈と、元祖トレンディドラマ俳優としてお馴染みの石田純一が、緊急事態宣言が発令されている最中の都内高級焼肉店において会食しているところを、それぞれ相次いで激写されたことが、大いに話題となっている。

橋本環奈の焼肉店会食は女性セブンが激写したもの。それによると橋本は、営業時間の短縮要請がされている20時以降もひっそりと店を開けている会員制の高級焼肉店で、彼女が最も信頼しているという女性マネージャーとともに、22時前ぐらいまで会食。店から出た後も路上で談笑していたという。この件に関して、橋本の所属事務所は「スケジュールの合間にままならなかった仕事の話をしながらの食事だったので、時間が足りず20時を過ぎてしまった」とコメントし、時間外の外食を認めているという。

いっぽうで、週刊新潮にすっぱ抜かれてしまったのは石田純一で、緊急事態宣言発出中の今月14日に、都内の焼き肉店にて大人数での会食を行ったとされる。この報道に対して、石田は自身のYouTubeチャンネルにて事実を認め、「また不快な思いを…」と謝罪。そのうえで、最初は友人を含めた3人ほどで会食で出かけたものの、店内で知人の2組と合流し、一時は10人ほどの大人数での会食となったと弁解している。なお会食に行くこと自体は、妻である東尾理子さんから了承を得ていたという。

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狙い撃ちも当然な2人の脇の甘さ

福岡のローカルアイドル時代に撮られた「奇跡の一枚」が話題となり、「1000年に1人の逸材」との触れ書きでキラ星のようにデビューした橋本環奈。

その後、TVドラマや映画さらにはCM出演など、着実に女優としてステップアップを重ねる彼女であるが、20代となった最近では大の酒好きであることや、それに伴う“激太り”疑惑、さらに徹夜麻雀にも血道を上げていることが、実話系雑誌などで何度も取沙汰されるなど、すっかり「酒豪&雀豪キャラ」が定着してしまった。さらに今年に入ってからは、老舗の某音楽配信企業の会長と都内某所の隠れ家バーへ頻繁に飲みに行っていることが分かり“愛人疑惑”も囁かれるなど、芸能活動以外での話題に事欠かない印象だ。

そのうえ橋本は、テレビ出演の際に「芋焼酎のロックが好き」といった酒トークを展開するなど、そういったキャラをほとんど隠そうともしない。このことから最近では、宿敵であるハズの実話系雑誌からもおっさん無双の趣味で支持層拡大中」などと、妙な親近感を持って取り上げられてしまう始末である。

いっぽうで石田純一だが、昨年2020年はまさにお騒がせな一年だった。まず、当時は来県自粛中としていた沖縄へのゴルフ旅行中に、不運にもコロナに感染。当初は「沖縄へは仕事で行っていた」という虚偽の説明もしていたこともあり、その行動の無責任ぶりに批判が集まる結果となった。

さらに石田は退院後も、九州や都内などでマスク未着用でのゴルフや宴会を行うなど、コロナ自粛下において無軌道な行動を繰り返していることを報じられ、そのたびに謝罪をする展開に。妻・東尾理子さんとの離婚も噂されるに至って、さすがにナーバスになった石田からは「組織が俺のことを殺そうと…」といった陰謀説も飛び出し、ネットからは「認知症では?」といった心配の声もあがっていたほどだ。

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こうして見ても、コロナ禍において多くの人が規律的な行動を求められる空気が漂うなかにあって、2人ともGO MY WAYなライフスタイルを貫き通し、あまつさえ隠す気もなさそうというのは、相当に脇が甘い印象。これだけ大っぴらに遊んでくれるなら、芸能記者やカメラマンとしても仕事がラクなはずで、立て続けに狙い撃ちされるのも当然といったところだろうか。

橋本環奈には擁護の声があがるも…

このように相次いで報道された橋本環奈と石田純一による「焼肉会食」であるが、これが大いに責められるまでの行動だったかというと、それは首をかしげざるを得ない

というのも、橋本の場合はマネージャーとのたった2人の食事で、会食としては最低人数。ついでに言えば石田純一のケースも、もともとは3人で店に行ったとのことで、その後10人になったのはあくまで成り行き上、偶発的な出来事であった可能性もあり、そうだとすれば石田を一方的に責められないだろう。

さらに2人が共通しているのが、焼肉店で会食をしているという点。そもそも多くの焼肉店では、煙や臭いを吸い込んで屋外へ出す排気設備が元から備え付けられており、会食中の換気という意味では、他の飲食店と比べてもかなり安全度が高い業態。2人のような芸能人が行く高級店なら臭い対策も念入りだろうから、設備面のほうも万全に違いない。

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もっと言えば、こういった際の批判としてあがりがちな「芸能人としての自覚が足りない」という声だが、そもそも芸能人は「模範となるべき存在」なのかという疑問も残る。前述の通り橋本は「飲む・打つ・激太り」の退廃的おっさん体質を微塵も隠そうともしないし、石田に至っては過去に「不倫は文化」という反社会的な発言で物議を醸すなど、世の模範となる気など一切ない。少し前には菅首相をはじめとした政治家や、公務員による大人数での会食が批判を受けたが、自粛をお願いしている立場である政治家や公僕の会食と、芸能人の会食とでは、その意味合いが異なるとも言えなくはない。

このように考えると、世に溢れる自粛警察やマスク警察たちの生贄にするが如く、マスコミによって祭り上げられる2人のことが、少々気の毒にも感じてしまう。そういうこともあってか、今回の件でも橋本のケースに関しては、擁護する反応もかなり見られ、あの乙武洋匡さんも、感染リスクの高低を無視してただ20時過ぎに食事をしていたと叩いてるだけとし、「ナンセンス」「こうした取材活動こそ不要不急」と自身のTwitterで断じている。

ただ石田のほうは、コロナ禍における問題行動もこれでもう幾数度目ということもあって「またか」といった厳しい声が多く、その人徳の無さが浮き彫りになっている格好だ。

コロナ禍での自粛生活が長引くなか苛立ちを募らせる人々のために、その我が道を行く生活ぶりを隠すことなく晒すことで、自ら人身御供になろうとする橋本環奈は、とっても尊い存在。でも石田、お前はダメだ……というのが国民の総意のようだ。

Next: 同じ「焼肉会食」でも、この反応の差…

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