鴨川に現れる「等間隔カップル」…他県民が戸惑う京都府民あるある

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2020/07/08

古き良き日本を感じられる街・京都。修学旅行や個人旅行で訪れたことのあるかたも多いのではないでしょうか。街のいたるところでその深い歴史にふれることができる京都ですが、実は他県民からすると少し不思議にみえる「県民性」や「あるあるネタ」をもっています。

例えば、「ぶぶ漬け(お茶漬け)でも食べていきますか?」という一見、親切に聞こえるこのセリフ。しかし、京都では「早く帰ってください」という意味であるとを知り、高知出身の筆者はそのカルチャーにとても驚きました。

我が地元ならどストレートに「はよ帰れや!」「はよいねや!」なんていってケンカになったり、他県民の人を傷付けたり…そんな小さな揉め事を避け、相手にその意図をさとってもらう。大人の思慮深さも感じます。

そこで今回は、前回の「大阪あるある」に引き続き、実際に他県民たちが思わず戸惑ってしまったこと、そして京都府出身者に聞いた「京都あるある」についてご紹介していきます。

蛇口からお茶が出る

イメージです。image by:photoAC

筆者が若かりし小学生のころ。京都府宇治市に住む親戚の家に遊びにいったとき、同年代のいとこから「学校の蛇口からお茶が出る」と聞き、衝撃を受けました。

宇治市といえばお茶の生産地としても有名で、名産品の「宇治茶」は日本三大茶としても数えられています。その宇治市にある公立の小中学校では、蛇口から熱いお茶を飲むことができたそう。これ、宇治市のある世代なら「あるある」だそうですが、ご存じでしたか?

同級生が寺の子ども

image by:photoAC

清水寺や金閣寺など、世界的にも有名な寺院が点在する京都。街を歩けばいたるところで寺院を見かけますよね。

政府統計の総合窓口(e-Stat)の「2019年度 宗教統計調査」によると、京都には3,065もの寺院があり、クラスメイトにお寺の子どもや親族がいることもめずらしくないのだとか。

実際に、京都出身者の山田さん(仮名)にお話を伺ったところ、「友人のなかに1人はお寺の子どもであることはよくある。実際に僕も寺の孫」とコメント。


さらに東京出身のTRiP EDiTOR編集Sも、「父が京都出身なんだけど、父方の祖父はお寺さんの息子だったんだけど勘当されて、亡くなって通夜当日まで京都に入れなかったんだよね」とのこと。何があったか気になりますが、そっとしておきましょう…。

登下校中によくバイクに乗ったお坊さんと会う

image by:photoAC

そんな寺院が身近な京都では、登下校中によくお坊さんと出会うそう。さらにバイクに乗って移動しているお坊さんを見かけることも珍しくないのだとか。

この件について、京都出身者の山田さんに聞いてみたところ、「お坊さんはだいたい小回りがきくスクーターやで」と教えてくれました。現代ではお坊さんも文明の利器をしっかり使っているようですね。

またTRiP EDiTORで以前お話を伺った横浜在住のドイツ人ホフマンさん(仮名)は、「お坊さんならこう、なんかカゴ的な…イメージがあったから、京都に初めて行ったときは驚いたし笑ってしまった」とのことでした。


実は、寺院数は全国1位じゃない

ただし、寺院の数に関しては京都府は1位ではありません。実は全国1位は愛知県で県内には4,559もの寺院があるそうです。続いて多いのが大阪府で3,386、兵庫県が3,282、滋賀県が3,205となっています。

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