例えば勉強や仕事など、やらなくてはいけないとは分かっているもののなかなか取りかかれないというケース、誰にでもあるものですよね。そんな時には「自分をダマすに限る」というのは、現役精神科医のゆうきゆうさん。ゆうきさんは自身の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』で今回、そんな重い腰が軽くなる裏ワザをレクチャーしています。
最短!自分をダマして行動力を爆速で上げる技術
こんにちは、ゆうきゆうです。
「行動したくてもハードルが高く感じる…」
「腰が重くて実行するのが苦手…」
こう感じることは、どんな方もあるでしょう。今回は、こんな時に自分の気持ちを奮い立たせる方法についてお話します。
それこそが「自分をダマす」こと。簡単な言葉を使って、自分で自分に詐欺をしかけるのです。
自分のダマしかた
具体的に言いますと、例えば「今から勉強しなきゃ」というとき、あなたはこの「勉強しなきゃ」という思いによってどんどん気持ちが落ちてしまい、とてもつもなく重い作業にこれから取り組むような気分になっています。
ここで使えるのが「自分をダマす」ことです。
今回の勉強の場合ですと
「よし、机に向かおう」
「とりあえず本を見よう」
というように、「勉強」というワードを一切使わずに、それに近い・もしくは入口となる行動だけを自分の中で唱えてみましょう。そうすれば、気持ちがどんどん落ちていくようなことはありません。そして、机に向かいさえすれば「じゃあ、このままもう少しやってみるか」と作業に本格的に入っていくことができます。
これは勉強だけにとどまりません。好きな相手と話す・デートに誘う、という場面でも「デートに誘うぞ!」「会話するぞ!」と考えてしまうと自分の中で
「ちょっと無理かも…」
「緊張しすぎて辛いかも…」
と大変なことに思えてきて、ためらいが大きくなってしまいます。そこで
「あの人に一歩だけ近づこう」
「ちょっと一言だけ声をかけよう」
ということを目標にすると、かなり自分の中で行動の印象がライトになります。そして話し始めてみれば、すでに一段踏み込んでいるので、デートに誘う・告白する、という行動にも進みやすくなります。
まとめ
ここまでお話した例からもお分かりいただけるように、「最初の一歩」というのは、非常に難しいものです。ですので、一番初めの切り口を「たった一つ」の「とても気軽なもの」にすることを心がけてみてください。シンプルな方法ではありますが、きっとどんな行動も、かなり取り組みやすくなりますよ。
何か参考になることがありましたら幸いです。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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