加藤茶は「本当にイイ女」をどう見抜いたのか?妻・綾菜が「財産目当て」の汚名返上、芸能界一の良妻になれたワケ

2021.01.29
by tututu
加藤茶&綾菜
 

世間を驚かせたタレント・加藤茶(77)と綾菜(32)の45歳年の差婚。紆余曲折がありながらも、2人は今年で結婚10周年を迎える。結婚当初は「財産目当て」「加トちゃんは騙されている」など激しいバッシングを受けたが、今では妻・綾菜の評価が一変。夫を支える献身的な妻として称えられるようになった。この10年で加藤夫妻に何があり、綾菜はなぜ180度もイメージを変えることができたのだろうか。

保険金目当ての“毒妻”と言われて

2人が2011年に結婚をした時、綾菜はまだ23歳だったのに対し、加藤はすでに68歳。父と娘というより、下手したらおじいちゃんと孫というほどの年齢差があった。

当時の綾菜は濃いめのメイクに派手な服装が特徴の完全な“ギャル系”。そのパリピ的な見た目から、“金目当ての毒妻”と非難された。

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綾菜がブログにとんかつの画像を載せれば、「嫁が加トちゃんを殺そうとしてる」「どうせ加トちゃんに高い生命保険をかけてんだろ」と激しい誹謗中傷。

引っ越すたびに自宅は即バレし、自転車を木につるされたり、いたずら電話が鳴りやまないなど、さまざまな嫌がらせを受けてきた。そのたびに家を転々とし、引っ越した回数は数知れない。

しかし、綾菜はこうしたバッシングに対して、メディアやSNS等で反論することを一切せず耐え続けた。いくらでも抗議しようと思えばできたはずだが、綾菜は口をつぐんだのだ。それもこれもすべては夫である加藤茶のため。

綾菜は当時のことを振り返り、自身のことを未熟だったとした上で、加藤茶と生きていく覚悟が足りなかったと、自責の念に駆られていたことを明かしている。

普通の妻なら、なかなかここまで自分を責めるようなことはできないだろう。

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加藤茶を襲った大病で強固になった「夫婦の絆」

綾菜は夫・加藤茶のために生きているといっても過言ではない。何をするにもすべてが夫中心。それが自分の喜びにもつながっているのだ。

加藤は2014年、足が震え筋肉の動きが悪くなる症状を起こす「パーキンソン症候群」という病気を患っている。

当時ある番組に出演したところ、れつが回らず反応が遅かったことで発覚。視聴者からも多くの指摘があり、「加藤茶は重病なのではないか」という説が駆け巡った。

加藤は2006年に大動脈解離の手術を受けており、複数の薬を服用していたが、そのうちのひとつが合わなかったことが原因だと判明。

体調は回復せず、のどの筋肉も衰えて食事も飲み込むことができなくなり、一時は体重が38kgまで激減したという。

この時も相変わらず誹謗中傷は収まっておらず、「綾菜がついに毒を持った」「いよいよ綾菜がとどめを刺しにきた」「多額の保険金がいよいよ綾菜の手に」などのコメントでネットは炎上した。

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しかし、綾菜は「加藤を絶対に死なせてはいけない」という強い思いで、夫の入院はもちろん、筋肉を動かすつらいリハビリ生活も献身的に支え、つきっきりで寄り添った。

その結果、加藤の体調は安定し、今ではすっかり元気を取り戻している。

夫が大病を患うということは家族にとってかなり大きな出来事。結婚3年目で訪れた夫婦の危機だった。だが、この病気は「加藤を支えていく」という綾菜の覚悟をより強めるきっかけになったことは間違いない。

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