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小川アナ夫の不倫騒動を楽しむ視聴者は負け組に?エリート転落を映すマスコミの罪=栗原将

TBS小川彩佳アナ夫の不倫騒動が大きく報じられました。エリートの不幸話に盛り上がるのは、不健全な方向だなと感じます。コロナ禍でも生活ぶりが良くなった人はいるのに、「ダメな方」ばかりがクローズアップされています。(『海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』栗原将)

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絵に描いたようなエリートに文春砲

週刊文春にスクープされた小川彩佳アナ夫の不倫騒動が、テレビやネットでも大きくフォローされて報道されました。

小川アナの夫で、医療ベンチャー・メドレーの代表取締役を辞任した豊田剛一郎氏(36)は、「東大医学部卒 → マッキンゼー → 医療ベンチャー」で高収入の資産家という、“エリートのてっぺん”みたいな経歴がデカデカと紹介されていました。

要は、エリートやお金持ちが転落するのを見て、喜ぶ読者・視聴者が非常に多い。このことを改めて見せつけられていますね。

他人の転落を喜んでいるなら、すでに負け組

一連の報道を見て、新型コロナの影響で経済的にうまくいっていない人が多いのもあるのでしょうが、個人的には、非常に不健全な方向だなぁと感じますね。

他人が落ちていくのを見て喜んでいても、喜んでいる自分自身が浮上することは決してありません。

それどころか、今回の騒動が終わったら、また次のスキャンダルを求め、テレビの低俗なワイドショーを待ちわびる毎日になってきます。

そのワイドショーで繰り広げられているのは、

・他人(特にセレブなど)の不幸話
・政府、国、総理の揚げ足取り
・貧しい人の暮らしぶり

こんなの、ばかりです。

Next: コロナで明暗くっきり。なぜテレビは「明」の部分を映さない?

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