クレカ情報強者がアメックスグリーンを選ぶ3大理由「高ステータス」「永遠の憧れ」あと1つは?

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マイルやポイントを貯めたり、優待サービスを受けられたりと、さまざまなメリットがあるクレジットカード。しかし、あまりにも数が多すぎて、何を選んだらよいかよくわからないというのが多くの声です。そんな時、やはり参考になるのがプロの意見。そこで、クレジット業界のオピニオンリーダーで、消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏が最強のクレジットカードを選出。本当に“使える”1枚を紹介していきます。

プロがおすすめ!最強に使えるクレジットカードとは?

プロフィール:岩田昭男(いわたあきお)

消費生活評論家。1952年生まれ。早稲田大学卒業。月刊誌記者などを経て独立。クレジットカード研究歴30年。電子マネー、デビットカード、共通ポイントなどにも詳しい。著書に「Suica一人勝ちの秘密」「信用力格差社会」「O2Oの衝撃」など。

世間もクレカ比較サイトも「アメックス」を誤解している

いまクレジットカードの比較サイトが人気で、私はその監修をすることが多い。個々のクレジットカードの点数はたいていそれぞれのサイトの編集部の担当者がつけるのだが、先日こんなことがあった。

アメリカン・エキスプレスのクレジットカードは何種類もあって、その一つにSPG(スターウッド・プリファード・ゲスト)カードというのがある。これは世界の最上級ホテル企業との提携カードで、高級ホテルを利用する富裕層にとっては使い勝手がよく、マイルを貯めることもできる。私としては評価が高いほうのカードだ。

ところが、ある比較サイトの編集部のこのカードに対する評価はびっくりするほど低かった。合格ラインの点数が2.0くらいだとすれば1.8くらいの採点だった。

そこで私は、「この点数は低すぎるのではないか」と担当者に質したのだが、「ポイント還元率や年会費などのいろいろな要素から総合的に判断したもので妥当な評価だと考えています」という返事だった。そこで私は「それは少し考え方が間違っているのはないか」と言い返すことになった。

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決済だけではないクレジットカードの別の顔

このやりとりを通して私が痛感したのは、多くの人がクレジットカードを一括りで見ているということだ。しかし、実はクレジットカードは大きく分けて二つある。このことをまず頭に入れておく必要がある。

ではその二つとは何かというと、一つは楽天カードに代表されるようなVISAやマスターカードがついた決済に使われるためのカードだ。このタイプのカードは、先ほどいったポイント還元率などのベンチマークをつけて評価される。

この決済カードとは別にもう一つ、出張や接待などの大人のビジネス、それから旅行で大きな威力を発揮するクレジットカードがある。それがT&Eカード(トラベル&エンターテインメントカード)だ。

クレジットカードにはこの大きな二つのかたまりがあって、基本的にT&Eカードに点数づけなどをしてもあまり意味がない。決済カードと違って、買い物をすればポイントがたまるということにウエートがおかれたものではないからだ。

旅行に行ったときに至れり尽くせりのサービスを受けられる。贅を尽くし、趣向を凝らしたさまざまなイベントに参加できる。そうした付加価値の高いカードであり、そこから得られる満足度は点数ではなかなか計れない。

その代表が、ここで紹介するアメリカン・エキスプレス・カード=アメックスカードだ。

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「最良のサービス」を提供するのがアメックス

決済メインのカードと、アメックスやダイナースに代表されるようなカードはそもそも出自が違う。それを知れば両者の違いがよく理解できる。

決済カードの代表的な国際ブランドはVISA、マスターは母体の銀行だ。たとえばVISAのルーツは1958年にクレジットカードの発行を開始したバンク・オブ・アメリカだ。いかに大きなネットワークを築いて、いかに正確に速くお金のやりとりをするかが主たる目的で、ユーザーがカードを何に使うかにはさして関心がない。

一方、アメックスのルーツは何かというと、アメリカ大陸横断の駅馬車。アメリカン・エキスプレスだから、いわば日本通運のようなものだ。1850年代にアメリカ東部から西部に旅行客や荷物、それからお金を運ぶ物流会社だった。

アメックス自身は「当社は旅行会社だ」といっている。つまり、決済インフラである前に、カスタマーサービスを提供する会社であり、旅行者や出張するビジネスマンをどうケアするかに主眼がおかれていて、いかにホテルや食事などで最良のサービスを提供するかが大事で、決済サービスはおまけにすぎない。

ダイナースについても少しだけ触れておくと、ダイナースはアメリカ東海岸の富裕層がレストランを加盟店にして発足したクラブ組織が始まりで、ダイナースは「食事をする人」という意味だ。

このように、ひと口にクレジットカード会社といっても、アメックス、ダイナースとVISAやマスターとは誕生の背景がまったく異なる。

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アメックスの会員だけが味わえる「感動体験」

クレジットカード・ライフの初期のころは決済カードを持つことができれば、多くの人はそれだけで満足していた。しかし、現在のようにクレジットカードが普及してくると、決済カードだけでは満足できず、ワンランク上のカードがほしいというユーザーが増えてくる。

数年前、アメックスが「世界中の人が認めた観光都市」と高く評価する京都で行われた、醍醐寺の花見や花火、清水寺の夜間観覧などの会員向けのイベントに私も参加したことがある。

私たちはアメックスならではの洗練された演出で眼前に繰り広げられる非日常的な異空間を、時間を忘れて堪能した。醍醐寺にしても清水寺にしても普段は公開されていない庭を、一般客とは別に貸し切りで特別に見ることができるなど、少し大げさにいえば、一生の思い出に残るような「感動体験」だった。

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アメックスなら最高級ブランドと出会える

もう一つ忘れられないのは、2016年に会員として招待されたセントレジスホテル大阪の体験だ。

アメックスのSPGカードはいまはマリオットヴォンボイという世界的なホテル企業とアメックスが提携して発行しているが、その名前からもわかる通り、少し前までスターウッドとアメックスが発行していたものだ。

スターウッド、正式にはスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドは世界中でたくさんのホテルを運営する大手ホテルチェーングループで、ウエスティン、シェラトンなど日本でもよく知られたホテルブランドを傘下に擁しており、セントレジスはそのなかの最高級ブランドの超豪華ホテルだ。

余談だが、2018年6月、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がシンガポールで首脳会談を行ったときに、金委員長が泊ったのがセントレジスホテルだった。

そのセントレジスが2010年に日本で初めてオープシンしたのが、セントレジスホテル大阪。一泊6~7万円のラグジュアリーホテルを利用する機会などほとんどないが、なかに入って驚いたのはホテル全体が美術館のようになっており、いたるところに日本画が飾ってあることだった。

洛中洛外図のような絵が目を引いた。ところがよく見てみると京都ではなく戦国時代の大坂の街並みを描いたもののようだった。しかも、端のほうには通天閣やなんとセントレジスホテルも見える。

あとでわかったことだが、そこにあったものはすべて大家が描いた既存の絵などではなく、新進気鋭の画家が描いた新作だった。現代の新たな息吹が感じられ、それがホテル全体の雰囲気を活性化させていた。ホテルが独自の主張を持っているのだ。

世界の一流アーティストと芸術談義

実はその日のメインは、ジェイミー・カラムというジャズ・シンガーのディナーショーだった。日本ではあまり知られていないかもしれないが、当時はまだ30代のイギリス人で、歌だけでなくピアノも弾き、文学にも造詣が深いマルチな才能の持ち主で、たくさんの女性ファンが詰めかけていた。

私は幸運にも彼とワインを飲みながらゆっくり話す機会を得たのだが、大学時代に学んだ溝口健二が好きだといっていたのが印象に残っている。とても謙虚な人柄で、日本の歌手や芸能人とは一味違う印象を受けた。ちなみに、溝口は「雨月物語」などで知られる、黒澤明や小津安二郎と並ぶ日本映画の巨匠だ。

こういう経験ができるのが、アメックスカードのすごいところだ。残念ながらVISAやマスターカードではこうはいかない。

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年会費の元がすぐ取れるアメックスグリーン

これまで述べてきたような得難い経験を可能にしてくれるのが、ラグジュアリーカードのいわば入門カードとして最適なのが、アメリカン・エキスプレス・カード、すなわちグリーンカードだ。

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グリーンカードの基本スペックは以下のようなもので、会員になると至れり尽くせりのサービスおもてなしを受けられる。

  1. スーツケース1個を無料で配送<手荷物無料宅配サービス>
  2. 出発までの間を同伴者とゆっくり空港ラウンジで過ごせる
  3. 国内外の1200か所以上の空港VIPラウンジが無料で利用できる<プライオリティ・パス>
  4. 海外用レンタル携帯電話の優待
  5. 海外旅行先でも、24時間サポートを受けられる<グローバル・ホットライン>
  6. 最高5,000万円まで補償<海外旅行傷害保険>

もちろんカードを利用すれば還元率1%でポイントが貯まり(メンバーシップ・リワード)、貯まったポイントは各種の支払いに利用できるほか、商品や体験イベントとの交換も可能だ。さらにマイルや提携ポイントとの交換もできる。

気になる年会費は1万3200円(家族カードは6600円)だが、その上級カードのアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは3万1900円(家族カードは1枚目は無料)にくらべると格安だ。しかも、スペック的にはゴールドとくらべてもそれほど遜色はない

グリーンカードはゴールドカードへの手掛かりにも

決算手段という視点で見ると、決済カードに比べてアメックスのカードの年会費は高いと感じる人が多いかもしれない。しかし、付帯するサービスの内容を考えると決して割高とはいえず、総合的な満足度はアメックスのカードのほうが格段に高いはずだ

上級のゴールド会員になれば、先ほど述べたような豪華イベントに招待されるチャンスも増えるし、さまざまな面でより優遇されるようになる。一流の文化や芸術、アミューズメントに触れ、日常生活では味わうことのできない感動をえられる。それがアメックスカードのほかのカードにはない魅力なのだ。

そして、そういう高みに登り詰める手掛かりになるのがグリーンカードだ。ゴールドカードへのレールは敷かれている。まずはグリーンカードの会員になる、つまりファミリーになってアメックスの階段を上がってみてはどうだろうか。

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PR:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

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