日産、赤字3677億円 コロナで業績悪化―20年4~12月期

2021.02.09
0
by 時事通信


オンラインで2020年4~12月期の決算会見に臨む日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者=9日

オンラインで2020年4~12月期の決算会見に臨む日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者=9日

  • 【図解】国内主要3社の新車販売回復推移
  • 日産自動車グローバル本社ビルに設置されたロゴマーク看板=横浜市西区

 は9日、2020年4~12月期連結決算を発表し、純損益で3677億円の赤字(前年同期は392億円の黒字)を計上した。4~12月期としては、比較可能な04年度以降で初の赤字。新型コロナウイルス感染拡大による自動車市場の冷え込みや、新車販売競争力の低下が業績を押し下げた。
 本業のもうけを示す営業損益も1316億円の赤字(同543億円の黒字)。売上高は前年同期比29.2%減の5兆3174億円だった。
 日産の20年4~12月期の世界販売台数は前年から約2割落ち込んだ。昨年12月の販売も前年水準を下回っており、昨秋以降プラス基調に転じたに大きく後れを取った。(2021/02/09-19:22)

print

人気のオススメ記事