中国共産党政権も中国の商売人も、やっていることは同じだ。倫理観が欠如しており、良心もなければ道徳もない。「金がすべて」「儲けることがすべて」になっていて、他人を騙してもそれを追求するのである。中国がまともになるのは可能なのだろうか?(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)
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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している。
生理食塩水を「ワクチンだ」と言い張って売りつける中国の犯罪者たち
新型コロナウイルスは中国の武漢から始まった。中国の武漢にある研究所から漏れたというのが定説なのだが、中国共産党政権はこれを必死になって否定してきた。その間、ずっとWHOの調査も妨害し続けてきた。
最近になってやっとWHOの調査団を受け入れたが、1年も経って受け入れたということは、危ない証拠はすべて隠滅したということである。さらに中国共産党政権はWHOの聞き取り調査には応じないことを人民に命令しており、WHOの調査団がまともな調査結果を出せるとは思えない。
捏造・隠蔽・責任転嫁が今回も行われる。中国共産党政権は、これによって中国発コロナウイルスの責任をスルリと回避することになる。
そして、自らは「シノファーム」「シノバック」のワクチンを途上国にばらまいて「ワクチンが欲しかったら我々の言う通りにせよ」というワクチン外交を繰り広げて世界中に中国の影響力を広げていこうとしている。
それだけでなく、中国の犯罪者も食塩水を「ワクチンだ」と言い張って国内のみならず世界中に売りつけようとしている。報道では、こうした犯罪者が80人近く逮捕されていて、すでに3,000本近いワクチンが流通しているということだ。
※参考:偽の新型コロナワクチン製造拠点摘発 80人余を逮捕 中国 | 新型コロナウイルス – NHKニュース(2021年2月3日配信)
しかし、中国の報道は「都合の悪い数字は控えめに報道する」というパターンがあるので、実態はもっとひどいのだろう。これによって、得体の知れない中国製ワクチンは、ますます得体の知れないものと化している。
中国の「ニセモノ売りつけ」は今に始まったことではないのだが、ウイルスをばらまいて迷惑をかけて、今度はニセモノのワクチンをばらまいて迷惑をかけようとするのだから、中国人の気質には呆れてモノが言えないレベルでもある。
他人に迷惑をかけようが何だろうが、「金儲け以外の何も考えていない」ということだ。上から下までこの調子なのだ。