精霊も宿る。幸せを呼び込む沖縄の「巨大ガジュマルの木」5選

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2019/06/26

亜熱帯から熱帯地方にかけて生息するガジュマルの木は、漁や作業を手伝ったりと人間と共存してきた伝説の精霊「キジムナー」が宿るともいわれ、「幸せを呼び込む木」と呼ばています。

そこで今回は、沖縄旅行に訪れた際はぜひとも立ち寄りたい、県内の巨大なガジュマルの木スポットをご紹介します。

旧崇元寺石門/那覇市

image by:Shutterstock.com

那覇市にある「旧崇元寺石門」は、戦災で焼失した崇元寺の門です。重要文化財で、歴史的建造物に指定されています。そして、ここには1本の巨大なガジュマルの木が立っています。

このガジュマルは非常に強い神秘的なパワーを持っているとウワサを呼んでいますが、樹齢などは不明です。そのミステリアスさがパワースポット的な雰囲気を一層引き立てています。

ヒンプンガジュマル/名護市

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名護市にある巨大なガジュマルの木「ヒンプンガジュマル」は、市街地に立っており、この地を流れる幸地川に架かる「あなだ橋」のたもとにあります。その大きさは高さ約19mで、幹周りは約10mもあります。

「ヒンプン」という名称は、この木の根元にある石碑「三府龍脈碑(さんぷりゅうみゃくひ)」の別名「ヒンプンシー」に由来します。この街のシンボルとして、多くの人に愛される存在です。

ガンガラーの谷/南城市

image by:Kendo Nice / Shutterstock.com

南城市にある「ガンガラーの谷」は、鍾乳洞が崩れてできた谷間です。2008年に公開された新しい観光スポットですが、ここには樹齢推定150年、高さ約20mの「大主(ウフシュ)ガジュマル」が立っています。

その雰囲気は荘厳で神秘的、そのパワーに圧倒されます。ガンガラーの谷では、世界最古の貝製の釣り針など貴重な遺跡が多く発見されており、いまでも発掘が続けられています。


大石林山/国頭郡

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大石林山」は、国頭郡国頭村にある「やんばる国立公園内」の観光施設です。切立った岩山と亜熱帯自然林のトレッキングコースが整備されており、約1kmにわたってガジュマルの木が生え茂っています。


そして、なんとここでは精霊キジムナーの目撃例もあるそう。実写版『ゲゲゲの鬼太郎』のロケ地になったことでも知られていますよ。

琉球村/国頭郡

image by:photoAC

国頭郡にある観光テーマパーク「琉球村」では、沖縄の文化やグルメ、そして芸能を体験できます。そして、このパークの敷地にはガジュマルの木が数多く立っています。ちなみに、同施設のイメージキャラクターである「キム」君のモデルは、精霊キジムナーであることはいうまでもありませんね。

ガジュマルがある場所は、神秘的な雰囲気と不思議な伝説に彩られたパワースポットとして、地元住民の皆さんに大切にされてきた場所が多数あります。実際にキムジナーの目撃例もあるので、沖縄に訪れた際は、ぜひその神秘さに触れてみてはいかがでしょうか。

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