尖閣周辺での行動、停止を要求 米「誤解につながる恐れ」

2021.02.24
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by 時事通信

 【ワシントン時事】米国防総省は23日、中国海警局の艦船が沖縄県・尖閣諸島沖合で日本の領海への侵入を繰り返していることについて、「誤解や物理的損害につながる恐れがある」として、中国に停止を要求した。
 同省のカービー報道官は記者団に「米国は尖閣諸島における日本の主権を支持している」と強調。その上で「海警局の艦船を使った行動を停止するよう中国に求める」と述べた。
 尖閣諸島沖では21日、海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入し、日本の漁船に一時接近する動きを見せた。
 中国では今月、海洋権益を侵害する外国の組織や個人への武器使用を明文化した海警法が施行された。日米両国などはこれに懸念を表明している。(2021/02/24-11:23)

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