子どもが騒ぐ声や親の井戸端会議など、道路上での迷惑行為を晒す「道路族マップ」に賛否が噴出しています。子どもの騒音やボール遊びがまったく気にならない私の意見を述べるとともに、自分の家が載っていたらどうするべきか?ほか対策についても考えます。(『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』午堂登紀雄)
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プロフィール:午堂登紀雄(ごどう ときお)
米国公認会計士(CPA)。1971年生まれ、岡山県出身。中央大学経済学部 国際経済学科卒。株式会社エディビジョン代表取締役。一般社団法人 事業創造支援機構代表理事。
道路で遊ぶ子ども、親の井戸端会議が問題になっている
子どもが騒ぐ声や親の井戸端会議など、道路上での迷惑行為を晒す「道路族マップ」に賛否が噴出して話題になっています。
・道路族マップ
https://dqn.today/drzqn-map/
<道路族マップについて>
道路族マップは道路・駐車場でこどもを遊ばせる愚鈍な親が棲息するエリアの共有を目的に、2016年6月に作られました。<道路族とは>
この問題を引き起こすのは、こどもではなく親です。道路族問題とは、残念な親の問題なのです。道路や駐車場などでの遊びを繰り返し、騒音や近隣家庭への不法侵入・器物損壊などの迷惑行為・危険行為を繰り返すこども及びその親を「道路族」と呼びます。
夜勤で日中しっかり眠りたい人や、病気で静かに休みたい人、仕事や勉強に集中したい人…様々な人が暮らし、その希望する生活を営む権利を有する住宅地であることを想像し、尊重することが出来ない、自己中心的で愚鈍な「道路族」。
それが今、事故はもちろん、事件や訴訟に発展するなど、社会問題になっています。
危険・迷惑を感じた人からやめるように注意やお願いをされて、すぐに理解改善ができる常識人は道路族ではありません。
注意されたことに腹を立て、逆ギレをし、改善するどころか危険迷惑行為をエスカレートさせたり、嫌がらせをしてくる親が後を絶ちません。これが「道路族」です。<中略>
道路遊びは迷惑行為であり、危険行為です。どんな理由があっても許容されるものではありません。
何よりも、こどもを危険に晒すものであり虐待や育児放棄と並ぶ保護者責任遺棄行為です。
毎月のように道路遊で遊んでいて車輌に轢かれるなどの痛ましい事故に遭い、命を落とすこどもがいます。
こうした事故の過失の過半は、こどもを道路で遊ばせる保護者にあると私は訴えたい。もし道路や駐車場でこどもを遊ばせているならば、今すぐに止めるべきです。
メンタルが弱体化していないか? 私の意見
それで、この件に関する記事をいろいろ読んでみたのですが、全体的な感想は「この程度のことをいちいちストレスに感じるなんて、最近の日本人はメンタルが弱体化しているのかなぁ」です。
そして、あくまで私個人の感じ方・考え方であり、それが万人に当てはまるとか、正しいということではないという点を大前提に、私の感想を続けます。
まず、道路族に対して嫌悪感を覚えようと、それをマップにして公表しようと、それは本人の自由です。誹謗中傷をできる限り排除しようという配慮をされているようですし、その行為自体は否定も肯定もしません。
また、子どもが道路で遊ぶのは確かに危険もあるため、それでヒヤッとたことがあるとか、子どもが投げたボールが車などにあたって傷を付けられたという経験を持つ人は、より嫌悪するでしょう。
その心情は理解できなくもありません。
ただ大きく異なるのは、こうした「子どもが騒ぐ行為・騒ぐ声」をストレスに感じる人がいる一方、私にとっては何らストレスになりえないという点です。