【書評】なぜ安倍晋三氏は総理大臣の座から引きずり降ろされたか

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その存在が取り沙汰されてきた「世界を牛耳る闇の組織」ですが、実存しているのは確実で、かつ水面下では新たなステージが始まろうとしているようです。そんな陰謀論を真正面から取り上げた一冊を紹介するのは、無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さん。そこには、安倍晋三氏が総理大臣の座から引きずり降ろされた「真相」も描かれていました。

偏屈BOOK案内:ベンジャミン・フルフォード『バイデンはなぜ、アメリカ最後の大統領になるのか?』

fc20210416-sバイデンはなぜ、アメリカ最後の大統領になるのか?
ベンジャミン・フルフォード 著/かや書房

サブタイトルが「日本人が知るべきアメリカ崩壊の真実」。カバー袖の煽りでは、こうなっている。

ハザールマファイアの仕掛けた新型コロナとパンデミックの目的は、株式会社アメリカの倒産をごまかすためだった。コロナパニックで世界中は大混乱、そしてアメリカはバイデンによって超大国の最期を迎えることになる。

アメリカは国家として既に倒産していることは、政府が発表しているさまざまな数値を見ても明らかで、どう計算してもアメリカには倒産(デフォルト)を宣言する他に選択肢はない。こんな現実を前にすれば、誰が大統領に就任しても、アメリカの「最後の大統領」になる、そうだ。

これまでの世界の裏側には、アメリカをはじめとする各国を支配し、甘い汁を吸い続けてきた「闇の支配者」の存在があったという。わたしは大好きだね、こういう陳腐なストーリー。

支配者は既得権益を手放すはずがない。なんとかアメリカの国家破綻を食い止めようとあがき、経済崩壊した現実をごまかそうとしてきた。それが新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う世界的な混乱だったという。

この新型コロナウイルスをつくり、故意にバラ撒いたのも彼らの仕業である。さらに彼らはさまざまな策略を使って、新型コロナウイルスと見せかけたパンデミック騒動をでっちあげたのだ。

 

既得権益を牛耳る彼らは、新型コロナウイルスのワクチン接種という名目で、世界中の人たちを管理下に置き、家畜化しようとする恐ろしい計画さえ遂行しようとしている。

 

この闇の支配者こそ、筆者が「ハザールマファイア」と呼んでいる大富豪とその一族の者たちなのだ。

……わくわくしてきたぞ。

「ハザールマファイア」は、世界人口78億人中のわずか700人ほどで構成され、彼ら超特権階級が欧米や日本のほとんどの上場企業を支配し、世界中の人たちから資産を吸い上げ、大手マスコミを使って世論誘導してきた、という。

しかも、彼らの根底にあるのは「人類の9割を抹殺し、残りの人々を自分たちの家畜にして支配する」というとんでもない悪魔信仰だ。彼らはこのイデオロギーのもと、第3次世界大戦を勃発させようと絶えず画策してきたのだ、という。

ハザールマファイアがつくりあげた、今回の新型コロナウイルスのパンデミック騒動にしても、終息どころか、第2波、第3波が世界を襲っている。さらに、世界各地で山火事が発生したり、上空に未確認飛行物体が出現(そりゃ大変だ!)したりしている。

これらすべて、ハザールマファイアが演出する黙示録的な「人工世紀末劇」であり、人々を惑わす策略でもあるのだという。

そして、現在、とうとう反ハザールマファイアの交渉が実りつつあるという情報が入ってきた、と著者は力んで言う。彼らは新しい世界体制を構築するために、水面下で着々と話し合いを続けている、らしい。

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