長崎大学による、「5-ALA」が新型コロナに対する強い感染抑制効果を持つことを発見したという研究結果が大きな話題となっていますが、その5-ALAは、味噌などの発酵食品に多く含まれていることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、その「味噌」に関する基礎知識をレクチャー。保存法や好みの味に近づける方法など、お役立ち情報が満載です。
味噌の日持ち
さて、本日はあんまり気にしていないものの日持ちのお話。
我が家では、毎朝味噌汁を飲みます。まあ、朝食はかなり少なめ派なんですが、せっかく味噌を手作りしているんだから味噌汁くらい飲もうじゃないかということです。
味噌は保存食ですが、保存にコツがあるんですよ。味噌は
- 塩っぱい(塩分が多い)味噌ほど長持ち
します。ま、塩ですからね。これは他の保存食も同じですよね。梅干しなども塩っぱいものの方がずーーんと長持ちしますから。
ところが、最近は塩分を気にして、塩分控えめの味噌や梅干しが市販されています。もちろんOKなんですが、日持ちという点では塩分高めの昔ながらのものより
- 日持ちしない
ということは覚えておきましょう。
そして、味噌は
- 空気に触れると、酸化する
ので、保存の基本として
- 密閉容器に入れる
ことが重要です。
市販の味噌を買うと、付属の紙がありますよね、中蓋みたいな落とし蓋みたいなヤツ。あれで味噌の表面をピッタリ覆うんです。そうすることで空気に触れてしまう表面積が小さくなるから。なければ、ラップなどでピッチリ覆うのもアリですよ。
もうひとつ重要なのが、温度です。味噌は
- 低温だと発酵が止まる
- 常温だと発酵が進む
んです。まあ、市販の味噌はここ10年くらい買っていないので、イマイチ分からないんですが、手作り味噌は間違いなくコレですね。どんどん発酵と熟成を進ませたいなら常温に置いておけばいいんです。逆に、すでに好みの味になっているなら、冷蔵庫に入れればOKです。
ああ、そうそう。読み飛ばしている人が多いと思いますが、このメルマガのヘッダーには
- 手作り味噌PDFを無料で配布
しているんですよ。知ってました?欲しい方は、メールでお申し込みくださいね。
日本人のソウルフード、味噌。ちゃんと保存して美味しく食べたいですね。
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