親しい友人のほとんどが「10年以上同じメンツ」という人は何がマズいのか

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「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、親しい友人というものは、さまざまな部分で自分と同質であり同程度なもの。しかしそんな友人たちの顔ぶれが10年以上変わっていないとなると、事は少々深刻なようです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、その納得の理由をわかりやすく解説。さらに「人生をあっという間に激変させる方法」もレクチャーしています。

友達の顔ぶれを振り返る

人間には誰しも友人と呼べる人がいるわけですが、あなたにとって今、非常に親しくしている友人を思い出してみてください。

この人たちとのお付き合いは何年前から始まりましたか?

もう30年間変わらずに付き合っているよという人が一人くらいいるのは良いと思うんですが、非常に親しい友人のほとんどが10年以上同じメンツだとしたら、それはちょっと、イヤ、かなりマズいことなんですよ。そんな人は、10年以上ライフスタイルが変化していないということですから。

これが職人系や芸術系のお仕事で、20年、30年やり続けてようやく一人前になるという人なら、その職業に関係する友人が複数いるのは問題ありません。そうではなく、フツーのサラリーマンで10年以上、親しい友人の顔ぶれが変化していなかったら、この10年間、あなたは大きな成長をしていないってことですから。

あなたの人生がどんな感じなのかは、あなたを見なくてもあなたが親しく付き合っている友人を見たら透けて見えるモノなんです。あなたという人は、あなたが親しく付き合っている友人の平均ですから。具体的にいえば、あなたの年収はあなたが親しく付き合っている友人たちの年収の平均に近いんです。

そりゃそうですよね。あなたの年収が1,000万円で、友人たちの平均年収が300万ってことはないんです。それだと深い友人関係を維持することが難しいですから。ちょっと一緒に食事に行こうとなっても、それだけ年収に格差があるとお店選びの段階で双方が遠慮をしなきゃならないですよね。

旅行なんて一緒に行けないと思いますよ。生活水準が極端に違うと、高い方の人は遠慮をしてしまい、低い方の人は引け目を感じてしまうモノですから。

となると必然的に格差のある人との関係は疎遠になって、段々と同じレベルの人たちとのお付き合いが始まるのです。ということが続いて、ふと振り返ってみると10年でガラッと友人のメンツが変わっていたというのが、成長する人に共通するパターンなんです。

私も年収300万円の非正規雇用の時代から、年収550万でスタートしたサラリーマンを経て、6年くらいで年収1,000万を超えるという変化をしたわけですが、非正規の頃に一緒に遊んでいた友人は、年収700万くらいになった頃には、どちらともなく離れて行ってしまいましたからね。年収1,000万を超えた頃には、サラリーマンを始めたばかりの頃の友人が消えました。

今は独立してサラリーマンでもなくなったのと、田舎に移住してしまったのとで、当時の顔ぶれは一人もいないと思います。

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