関空に自動PCR装置 出国当日検査、陰性証明も

2021.05.20
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by 時事通信


関西国際空港に設置された「自動PCR検査ロボットシステム」のコンテナ=20日午前(川崎重工提供)

関西国際空港に設置された「自動PCR検査ロボットシステム」のコンテナ=20日午前(川崎重工提供)

  • コンテナ内で稼働する自動PCR検査ロボット(川崎重工提供)

 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判定するの「自動PCR検査ロボットシステム」が20日、関西国際空港に設置され、報道陣に公開された。検査結果が出るまでの時間は約80分。国際線で出国する旅客が搭乗当日に検査し、チェックイン前に陰性証明書を発行してもらえるようになる。検査開始は今年夏ごろの予定。
 唾液から検体を採取し、コンテナに格納されたロボットが分析する。1日に最大で2500件検査できる。陰性証明書の発行には医師の判断が必要で、川重は提携する医療機関を探している。料金や検体の採取方法などの詳細は、医療機関と協議して決める。(2021/05/20-12:15)

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