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韓国、自殺率世界一が物語る文在寅の無能。コネもカネもない若者が学歴社会で潰されていく=勝又壽良

韓国で流行している「ネロナムブル(自分がすればロマンス、他人がすれば不倫)」という言葉に問題点が集約されている。「縁故資本主義」が蔓延り、努力しても若者が報われず自殺していく社会になっている。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)

【関連】なぜ人権にうるさい韓国がウイグル問題に触れぬ?二番煎じの米韓会談で文在寅は窮地に立つ=勝又壽良

※本記事は有料メルマガ『勝又壽良の経済時評』2021年5月21日号号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。

韓国の流行り言葉「ネロナムブル(自分がすればロマンス、他人がすれば不倫)」

韓国国民は、気の毒な存在である。文在寅(ムン・ジェイン)氏は、4年前の5月10日、大統領就任にあたり「公正・公平・平等」を高らかに宣言した。現実政治は、これとまったく異なるものだった。文在寅は、「口舌の徒(言葉は達者であるが実行力の伴わない人)」であることを証明した。

文氏の「公正・公平・平等」を信じて投票した若者は、大きな失望感に苛まされている。韓国は朱子学の儒教国である。それゆえ、とりわけ道徳性なる言葉の飛び交う社会である。自分を絶対視して他人を低評価するという身勝手な社会である。

「ネロナムブル(自分がすればロマンス、他人がすれば不倫)」という言葉が流行っているように、ダブルスタンダードの価値基準に、何らの違和感もない社会であるのだ。

この「ネロナムブル」は、いたるところに見られる社会現象である。

慰安婦問題もその象徴的な事例である。朝鮮戦争後、韓国政府は駐留する米兵の慰安所を設立した。ベトナム戦争では、参戦した韓国兵が現地で生ませた子どもを置き去りにして帰国している。こういう問題を不問にして、日本の慰安婦問題を悪逆非道として、今なお追及している。

原発のトリチウム問題もそうである。福島第1原発に貯蔵されている処理水は、約860兆ベクレルのトリチウムを含む。政府は貯蔵している処理水を大幅に希釈し毎年、最大22兆ベクレルを今後数十年に分けて放出していく方針だ。これに対して韓国は、釜山港から約30キロの古里(コリ)原発が、18年に海洋などに50兆ベクレルを放出した。約80キロ離れた月城(ウォルソン)原発は、25兆ベクレルを海洋などに出している。

韓国政府はこういう実態を隠して、日本を「地球汚染国」と罵っている。韓国の漁協では、日本へ損害賠償を求める訴状の準備を始めているほど。IAEA(国際原子力機関)が、科学的に無害であると証明しても聞き入れないのだ。

自国のことを棚上げして、ひたすら日本を糾弾して止まないのは、もはや病的と言うほかない。

韓国の自殺率はワースト1位

韓国の反日行動は、「ネロナムブル」現象のひとつと言えよう。冷静な総合的な判断を失い、日本を悪者に仕立てている。これは、韓国国内でも同様に起っているのだ。

例えば、自殺率が、OECD(経済協力開発機構)37ヶ国中で、ワースト1位を記録している。最新データの2019年で、韓国の自殺率(人口10万人当たり)は24.6人である。1日平均38人が自ら命を絶っているという悲惨な状況だ。日本は14.9人、米国14.5人である。

韓国の自殺率が高いのは、韓国社会の縮図と言えよう。あらゆる意味で、閉塞感によって閉じられていることが原因と見られる。

この閉塞感は、「ネロナムブル」によって引き起されている。公平性が失われている結果である。

Next: 受験戦争を生き抜いても就職できない。韓国を閉塞感が覆っている

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