毛ガニ漁船転覆、3人死亡 ロシア船と衝突―北海道

2021.05.26
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by 時事通信

 26日午前6時ごろ、北海道紋別市の紋別港から約23キロのオホーツク海で毛ガニ漁船「第8北幸丸」(吉岡照由船長、9.7トン)とロシアのズワイガニ運搬船「AMUR(アムール)」(662トン)が衝突した。紋別海上保安部によると、第8北幸丸は転覆し、乗っていた5人は救助されたが、3人が死亡した。
 保安部によると、死亡したのは機関長の沼端賢良さん(64)と、いずれも甲板員の井上征俊さん(37)、今野俊介さん(39)。
 第8北幸丸が所属する紋別漁協によると、吉岡船長ら5人は午前4時に仲間の船と計6隻で紋別港を出発。操業中、サハリン州のコルサコフ港から紋別に向かっていたロシア船と衝突した。
 網走地方気象台によると、事故当時、現場付近に濃霧注意報が出ていたという。保安部は当時の状況も含め、衝突の要因について調べている。(2021/05/26-19:39)

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