ミャンマー人に緊急措置 クーデター受け在留認める―上川法相

2021.05.28
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by 時事通信


上川陽子法相

上川陽子法相

 上川陽子法相は28日の閣議後記者会見で、国軍のクーデターでミャンマー情勢が不透明なことを受け、希望するミャンマー人に日本での在留や就労を認める緊急避難措置を同日から実施すると発表した。同国情勢が改善しなければ在留資格の更新も可能にする。
 日本国内に在留するミャンマー人は2020年末時点で約3万5000人。「技能実習」や「留学」などの資格での滞在者が多い。本国の情勢不安を理由に、在日ミャンマー人が在留資格満了後も日本への在留を希望した場合、法相が指定する「特定活動」の資格を与え、6カ月の在留と就労を認める。(2021/05/28-12:00)

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