現代の必修科目「プログラミングと経営」の基本知識をイチから手軽に学ぶ方法を説明してみる

shutterstock_1233726961
 

プログラミングを学びたい方、経営に興味がある方などに向けて、知っておきたい「ことば」を毎回1つづつお届けするメールマガジン『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典』が5月10日に創刊されました。小学生のころからプログラミングに親しみ、Web制作会社 H2O spaceを起業、プログラミング関連の著書や映像講義等を手掛ける著者のたにぐちまことさんが、耳にはするけど詳しくは知らない重要なキーワードを、身近な例を挙げて毎号わかり易くレクチャーするメルマガです。

プログラミングや経営の「ことば」を毎回お届けする、たにぐちまことさんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

社会人になりたての新入社員の方に、基礎知識をイチから学びたいビジネスマンに、社内で部下や若手社員への研修を担当している方など、プログラミングや経営の「ことば」について知りたい方にピッタリのメルマガ『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典』ですが、いったいどんな「ことば」が毎号掲載されているのでしょうか。

たとえば、『貸借対照表』について紹介した創刊号では、たにぐちさんが分かりやすい事例を用いて以下のように解説しています。

事例で解説『貸借対照表』ってどういうもの?

例えば今、手元に1,000円持っているAさんとBさんがいます。これだと、2人のお金の状況、企業では「財政状況」といいますが、これは同じに見えます。

 

しかし、実際にはAさんは自分の1,000円なのに対し、Bさんは3,000円を借りていて、そのうちの1,000円が残っているだけだったとします。すると、同じ1,000円でもAさんが安定しているのに対して、Bさんは借りているお金を返すこともできない厳しい状態であることが分かります。

 

このように企業は、今現金がいくらあって、預金がいくらあるかということだけで、その健全性を測ることができません。これを知るための書類が「貸借対照表」です。貸借に「貸し借り」と書きますが、実際には貸したり借りたりという行動とは関係がありません。この「貸し」「借り」は会計用語で、あまり意味がありません。

 

貸借対照表は大きく左右に分かれて数字が書いてあり、一番下にお互いの合計が記載されます。左側には、現金や預金、土地などの財産、これから入ってくる予定のあるお金などが記載されます。これを「資産」と言います。

 

そして、右側には借入金や、この先払わなければならないお金が記載されます。これを「負債」といいます。同じく右側には、会社を設立したときに準備したお金である「資本金」なども合わせて記載されます。これを「純資産」といいます。

 

このように左右に分けると、どちらが多いかが分かります。先ほどの例では、Aさんは資産が1,000円で負債は0なので、左側の方が1,000円多くなります。この場合、純資産には「利益剰余金」という利益が1,000円掲載され、左右共に1,000円となってバランスが取れた表になります。(メルマガ『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典』2021年5月10日創刊号より一部抜粋)

いかがでしょうか。たとえ難しい言葉でも、このように事例を挙げて説明すると頭にスッと入ってきますよね。

プログラミングや経営の「ことば」を毎回お届けする、たにぐちまことさんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

また、創刊3号となる2021年5月24日号では、最近になって注目されるようになった言葉『キャッシュフロー計算書』について、こちらも分かりやすい事例とともに解説しています。

注目され始めた言葉『キャッシュフロー計算書』って何?

もし企業が、現金で商品で仕入れて現金で販売するようなビジネスの場合は、非常にシンプルです。例えば、手元にお金がない状態で、1,000円で商品を売り上げると手元に1,000円の現金が残ります。そして、200円の仕入れをすると、800円が手元に残ると非常にシンプルな計算になります。

 

しかし、例えば同じ1,000円を売り上げても、入金が来月になってしまう場合は「1,000円の黒字」ではあるものの、手元にはお金がないため仕入れをすることができません。

 

このように、企業は数字上の売上などは非常に重要ですが、手元にいくら現金や預金があるのかという部分も非常に重要です。

 

このようなお金の流れを「キャッシュ・フロー」といい、これを計算した書類が「キャッシュ・フロー計算書」です。財務諸表の1つとして制作されます。

 

キャッシュ・フロー計算書では例えば、1,000円「借り入れ」をした場合でも 1,000円の「黒字」となります。
実際には返さなければならない負債ですが、借り入れた時点では現預金が増えているためキャッシュ・フロー上は「黒字」となるわけです。

 

逆に例えば、先の例で1,000円を売り上げたとしても、入金が来月になる場合はキャッシュ・フロー計算書上は増減がない事となります。(メルマガ『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典』2021年5月24日創刊3号より一部抜粋)

いかがでしょうか。5月より創刊したメルマガ『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典』は、5月中のご登録で1ヶ月分の配信記事を全て無料でお読みいただけます。初月無料の、たにぐちさんのメルマガご登録をどうぞご検討ください。

プログラミングや経営の「ことば」を毎回お届けする、たにぐちまことさんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

メルマガ名:『たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典
価格:¥880/月(税込) 初月無料
発行周期:毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日

配信済メルマガはコチラ。今なら初月無料!

2021年5月配信分
  • ことば辞典 『キャッシュフロー計算書』- たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典 (5/24)
  • ことば辞典『損益計算書』 – たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典 (5/17)
  • ことば辞典 『貸借対照表』 – たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典 (5/10)

いますぐ初月無料購読!

 

image by: Shutterstock.com

たにぐちまことこの著者の記事一覧

小学生からプログラミングに親しみ、Web制作会社 H2O spaceを起業。その後、ウェブ業界のクリエイター向けに学習コンテンツを展開する「ともすた」を設立。「学ぶ。をちゃんと」をコーポーレートテーマに、すべての人が学びやすいサービスを運営し、映像講義やオンラインコンテンツを通じてプログラミングを学びたい方々を応援している。 近年は、講座動画配信プラットフォーム Udemyで映像講義配信なども手がける。著書に『マンガでマスター プログラミング教室(ポプラ社刊・監修)』や、『よくわかるPHPの教科書(マイナビ出版刊)』など多数。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 たにぐちまことのプログラミングと起業のことば辞典 』

【著者】 たにぐちまこと 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日

print
いま読まれてます

  • 現代の必修科目「プログラミングと経営」の基本知識をイチから手軽に学ぶ方法を説明してみる
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け