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なぜコロナ人工説が急浮上?米国メディアからFacebookまでが転向した本当の理由=吉田繁治

コロナ人工説が先月5月から急に再浮上しました。Facebookまでも検閲を解き、日本のメディアも徐々に報じはじめています。この急転換の発端と今後に予想される動きを解説します。(『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治)

※本記事は有料メルマガ『ビジネス知識源プレミアム』2021年6月3日号の一部抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

「コロナ人工説」が再浮上した発端

先月5月頃から急に、新型コロナの起源をめぐって、流れの転換が起こっています。きっかけは上院公聴会での、ファウチ博士に対するランド・ポール議員の追求でした。

ファウチ博士は、20年ぐらい大統領医療補佐官を務めている人物です。新型コロナのウイルスはコウモリ由来であり、自然に発生したものだと強く主張していました(米国立アレルギー感染症研究所所長)。

ファウチ博士は、古くから自分の研究所で、ウイルスの機能獲得実験をしていました。RNAの遺伝子を組み変えて、感染力を高め、動物に接種して感染させ、ワクチンや医薬の開発をする基礎研究です。

政府(オバマ大統領)は、「この実験は危険すぎる」として米国内での実験を禁じました。あきらめきれなかったファウチ博士は、ウイルスの株を武漢研究所に移管し、民間団体を通じて60万ドルの研究費を渡しています。米政府も数百万ドルの研究費を出して武漢での研究を支援したのです。中国が、当初、新型コロナのウイルスは米軍発と言っていたのは、このことでしょう。

この疑惑を、ランド・ポール議員が公聴会で追及したのです。米国の公聴会では、宣誓証言を求められ、虚偽の答弁をすれば禁錮3年の刑事罰になります。

ファウチ博士と研究所を検察が捜査すべきだという声が上がり、追い込まれたファウチ博士は、「新型コロナウイルスが自然由来であることは確かだ、とは言えなくなった」と、それまでの主張と立場を180度変えました。

ここから、怒涛の流れが起こったのです。

ファウチ博士は、90日以内に辞任すると言われます。移管された新型コロナウイルスが武漢研究所で作られ、生物兵器として世界に対して使われたのなら、博士は第一級の国家反逆罪に問われます。これは私の推測ですが、検察の捜査がされないうちにポストを降りるという判断でしょう。

武漢研究所は人民解放軍のウイルス研究施設です。生物兵器と解毒のワクチンや医薬の研究を、同時に行っていると言われています。古来、細菌とウイルスの研究は、国民の健康のためというのが表向きです。生物兵器として、国家が開発実験していたものです。貧者の核兵器といわれていたものです。

米政府とCIAは、イラクにもこの疑惑をかぶせて、イラク戦争を起こしました(2003年)。中国の研究施設は、ぜんぶが中国共産党(CCP)の指揮下にあります。

もし新型コロナウイルスが人工のものなら、生物兵器として研究された可能性が高いでしょう。

米国メディアが報じていること

19年11月頃に武漢で発生したとされる新型コロナは、起源・症状・ワクチンを含めて、「検証」の数値で定かになっていないことが多すぎます。

ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたのは、2012年4月に中国南西部の廃坑(銅山)で3人が死亡し、そのときに新型コロナウイルスに類似したウイルスをコウモリの糞から武漢研究所が発見していたということです(5月26日)。

中国側はこれを否定しています。そのウイルスを人工的に変異させ、感染力を強化させたものが新型コロナウイルスかもしれないとの報道です。

Next: なぜ世界が急に「人工説」に傾いた?当初は無視された論文の中身

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