「不信任案で解散」否定せず 菅首相、野党をけん制

2021.06.14
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by 時事通信

 【コーンウォール時事】首相は13日午後(日本時間14日未明)、立憲民主党などが内閣不信任決議案を提出した場合に衆院解散に踏み切る可能性について、「出た時点で考えたい」と否定しなかった。「私の(自民党総裁)任期は決まっている。これから(解散が)いつあってもおかしくない状況が続く」とも指摘した。訪問先の英コーンウォールで同行記者団に語った。
 立憲などは日本時間14日午後の首相の帰国後、国会会期の延長要求に対する与党の回答を踏まえて不信任案提出を最終判断するとしており、首相としては野党をけん制する狙いがあるとみられる。
 ただ、首相は衆院解散に関連し、「最優先はやはり新型コロナウイルス対策だ。(ワクチン接種に)全力投球する」とも強調した。(2021/06/14-01:20)

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