関西エリアで涼しい夏を。日帰りで楽しめるオススメ避暑地10選

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2019/06/22

地球温暖化やヒートアイランド現象のせいでしょうか、毎年、夏が暑くなってきています。筆者が学生のころ、おおよそ20年ぐらい前までは真夏でも30度を超えると驚いていましたが、最近では初夏で30度を超える日なんてざらにありますね。

そんな日本の夏を少しでも快適に過ごすなら、週末などにちょっと足を伸ばして行ける、お気に入りの「日帰り避暑地」を持っておくことをおすすめします。

そこで今回は、大阪や京都などの中心部からでも日帰り逃避が可能な、関西エリアのおすすめ避暑地をご紹介します。

高野山/和歌山県伊都郡高野町

高野山真言宗総本山金剛峯寺 image by:Shutterstock.com

まずは、和歌山県伊都郡高野町の「高野山」です。ここでいう高野山とは、高野山真言宗総本山金剛峯寺がある標高約800mのエリアを指します。

アメダスの観測によると、このエリアの年平均気温は大阪よりも6度も低いそう。このため夏は比較的涼しく過ごしやすい環境といえます。

世界遺産にも登録されている日本の仏教の聖地を、避暑がてら荘厳な気分で散策しているのもいいのではないでしょうか。

青山高原/三重県伊賀市

image by:Shutterstock.com

三重県内、忍者の里で有名な伊賀市と同県の県庁所在地、津市にまたがる「青山高原」では、巨大風車がゆったりとまわる壮観な光景も楽しめます。

標高600~800m程度の稜線に沿って伸びるドライブウェイが人気で、夏は涼やかな風を感じながらドライブできますよ。

赤目四十八滝/三重県名張市

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三重県名張市赤目町にある「四十八滝」のひとつである「赤目四十八滝」は、奈良時代の山岳呪術者である役行者(えんのぎょうじゃ)が修行した地として知られており、なんと忍者の里でもあります。


滝は4km続く渓谷にあり、ハイキングコースにもなっています。忍者の里で避暑とは、なんだか不思議な魅力を感じますね。


大台ヶ原/奈良県、三重県

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奈良県と三重県にまたがる「大台ヶ原」は、吉野熊野国立公園に指定されている標高約1,600mのところにある自然公園です。日本でも1、2位を争うほど雨の多い地域でもあります。

夏場は非常に涼しく、まさに避暑にぴったりのスポットです。ハイキングコースがあるため、避暑を兼ねた大自然鑑賞に出かけてみはいかがでしょう。ただし、最近ではツキノワグマの目撃例があるそうなので、事前の確認と注意が必要です。

天川村 洞川温泉/奈良県天川村

伊勢雷堂2 [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

奈良県天川村の「洞川温泉」は、標高約820mの涼しい山里にある温泉街です。温泉街には、多くの歴史ある純和風木造つくりの旅館や商店が立ち並びます。

そんな街を浴衣を着た観光客が歩いている光景は、古き良き昭和を彷彿とさせます。また同所は「関西の軽井沢」という異名もあるそうですよ。

びわ湖テラス/滋賀県大津市

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滋賀県大津市の「びわ湖テラス」は、琵琶湖周辺にある標高1,108mの打見山と1,174mの蓬莱山の間にあるスキー場である「びわ湖バレイ」の絶景スポットです。

びわ湖テラスは冬はスキー場ですが、夏はスカイウォーカーやジップラインなどのアクティビティが楽しめる絶好の避暑スポットになります。

「びわ湖テラス」から眺める琵琶湖や周囲の山々は、まさに絶景です。

伊吹山/滋賀県米原市ほか

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滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる標高1,377mの「伊吹山」は、その一帯が琵琶湖国定公園に指定されている避暑スポットです。

山頂は涼しく、避暑にぴったりのスポットです。ここからは、琵琶湖が展望でき、眺めの良さも抜群ですよ。


貴船/京都府京都市

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京都府京都市左京区の「貴船」は、貴船山と鞍馬山に挟まれた細長い渓谷エリアです。京都は盆地であるため夏は非常に蒸し暑い街ですが、同所は比較的涼しく、夏には京都市街地から多数の人が避暑に訪れます。

また、避暑の時期には貴船川で川床料理が楽しめるのも、夏らしい風情を感じられて素敵ですね。

 

 

箕面の滝/大阪府箕面市

image by:Shutterstock.com

大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園内にある「箕面の滝」は大阪人の憩いの場となっており、秋には紅葉が咲き乱れる名所です。

流れ落ちる滝の音を聞いているだけで涼しくなること請け合いですよ。ただしニホンザルの被害も多くあることから、注意が必要です。

六甲山/兵庫県神戸市

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「六甲颪(ろっこうおろし)」で有名な兵庫県神戸市の「六甲山」。六甲颪は冬に山から吹き降りてくる冷たい風のことですが、夏でも避暑地として親しまれている山です。

その理由は、山頂などの気候が東北や北海道南部に似ているからだそう。神戸市内を見下ろしながら優雅な避暑のひとときとしゃれこむのもいいですね。

ムシムシと暑い日本の夏、関西圏に住んでいる方は、気分のリフレッシュもかねて、日帰り行ける近場の避暑地に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか

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