麻生太郎の暴言に「史上空前のバカ大臣やべぇ…」国民ドン引き。「景気は悪くない」うそぶき史上空前の税金カツアゲ、“必殺仕事人待望論”まで飛び出す事態に

2021.07.07
by tututu
kawai20210623
 

麻生太郎財務相は6日、2020年度の国の税収が過去最高を更新したことを受け、「60.8兆円、史上空前になっちゃうんでしょうけど、いずれにしても景気としては悪い方向ではない」と語った。テレビ朝日などが報じた。しかし、「景気なんてまったく良くない」「生活は苦しくなる一方」など、麻生氏の発言に批判が殺到している。

麻生財務相が過去最高の税収に「景気悪くない」

昨年度の国の税収は政府の見積もりを5兆円以上上回り、60兆8000億円余りと過去最高を更新した。コロナ禍ではあるものの、いわゆる“巣ごもり需要”に加え、米国や中国の景気回復を背景に法人税の税収が大幅に増えたことなどが要因となった。

麻生氏は「輸送や航空、宿泊、飲食の話だけを聞くから悪くなる」としたうえで、ソニーグループや任天堂など業績が好調だった企業が後押しをし、税収の増加につながったという認識を示した。

しかし、税収が過去最高を更新したから、日本の景気が良くなっているという論理に多くの批判の声があがっている。

それもそのはずで、国民の暮らしが向上しているとは言い難く、「景気が良い」と実感することはまったくないのが現状だ。

2020年度のGDPが前年より22兆円も減っているにもかかわらず税収が増えているということは、国民が重い負担をかけられていると想像できる。

もちろん、業界によって好況不況があるのは当然だが、新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなったと感じる人が多いのも事実だ。

そんな中、国民の神経を逆なでるかのような麻生氏の発言は国民を軽視していると取られても仕方ないだろう。

ネットでは“史上空前のバカ大臣”とまで批判。現代の日本に「必殺仕事人がいてくれたらいいなぁ」という声もあがっている。

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暴言連発ですっかり“老害”化した麻生太郎氏

これだけではない。最近の麻生氏は横暴な発言が目立つ。

学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の赤木俊夫さんが職場に残した、いわゆる「赤木ファイル」が先月開示された。

これを受け、閣議後の記者会見で質問した東京新聞の記者に対して「全然頼りねえ顔」「その程度の能力か」「質問するときはもうちょっと上司とよく相談して」などと暴言を連発。真っ当な質問をした記者を集中攻撃した。

また、東京都議選の選挙期間中に自民党候補者の応援に駆け付けた麻生氏は、過労で静養中の小池百合子東京都知事について「自分でまいた種でしょうが」と発言。病状の小池氏を“ディスる”ような発言に多くの非難が殺到した。党内にはこの一言が自民惨敗の引き金になったという人もいる。

今月5日には都内で開かれた政治資金パーティーの中で、「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきてもまったくおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければいけない」と述べ、限定的な集団的自衛権を行使することもあり得るとの認識を示した。

この発言に早速中国が反応し「強烈な不満と断固たる反対」を表明している。さらに、米国のキャンベル・インド太平洋調整官が「台湾の独立は支持しない」と明言する事態にまでなった。

どれもこれも“麻生節”では済まされない暴言ばかり。もはや“老害”といえるだろう。

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発言がすべて炎上し、各所に迷惑をかけてしまっている麻生氏。足元の菅政権、自民党が危うい今、過激な言動は避け、少し黙っていた方が良さそうだ。

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