木々とせせらぎに癒される。都心から日帰りOKな関東の「渓谷」7選

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2019/07/10

自然のなかでココロとカラダを癒したい。だけど遠くまで行くのは大変だ。そうお思いのあなたは、都心の近くにある渓谷へどうぞ!

都心から2時間程度のところに、自然を満喫できる場所がいくつもあります。木立をわたる風、木々がもたらす香り、そして渓流が生み出すマイナスイオン。

手軽にリフレッシュしたいなら、都心の近くの渓谷は欠かせないポイントです。今回は日帰りリフレッシュにぴったりな、関東エリアの渓谷をご紹介します。

嵐山渓谷/埼玉県嵐山町

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埼玉県嵐山町にある「嵐山渓谷」、この地名の由来は京都の嵐山にちなんで。ただし京都は「あらしやま」、こちらは「らんざん」。ウンチクのタネになるのでお忘れなく。

渓流で目を引くのは、「甌穴(おうけつ)」という岩のくぼみです。水流とそのなかで回る小石によってできましたが、なかには直径数mにもなるものもあります。自然の力の大きさを実感しましょう。

春のユキヤナギやヤマツツジなどの花に加えて、ここは昆虫の宝庫。トンボやチョウも多いですが、昆虫好きや子ども連れなら、日本最大級のオオアメンボにも目を向けましょう。

養老渓谷/千葉県大多喜町

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都心から車で2時間ほどの場所にある、千葉県の「養老渓谷」。春のツツジや秋の紅葉がオススメですが、夏のホタルや冬のつららという、首都圏とは思えない風景も見逃せません。

養老川のせせらぎを聞きながら歩きたいのなら、おすすめはハイキングコース。「滝めぐりコース」なら2時間足らず、5つの橋をたどって滝の姿が楽しめます。

飛び石伝いのところもあるので、歩くときはスニーカーなどを履きましょう。ハイキングのあとは温泉へどうぞ。養老渓谷は房総随一の温泉郷。疲れを癒して帰りましょう。


等々力渓谷/東京都世田谷区

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東京23区内、東急大井町線の等々力駅から徒歩約3分のところにある「等々力渓谷」は、谷沢川に沿った散策路を歩けばシラカシやケヤキの林が広がり、川からは湧水も出ているホンモノの渓谷です。

都会の騒がしさを忘れるのにうってつけ。渓谷公園にある等々力不動尊は桜の名所、またその近くにある不動の滝は修行の場で、滝に打たれる行者も見受けられタイムスリップ感も味わえます。

甘党のかたは、ご近所の甘味処「雪月花」へ寄るのをお忘れなく。夏はかき氷、冬はおしるこがあなたを待っています。


秋川渓谷/東京都あきる野市

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都心から約1時間、あきる野市の「秋川渓谷」では、秋川にかかる吊橋「石舟橋」から見る風景から、清流と新緑や紅葉を一度に楽しめる雄大さが特徴です。

秋川の水の透明さも定評があり、橋の上から魚の影を追えますよ。また散策だけでなく川遊び、釣り、サイクリング、バーベキューとさまざまなアウトドアも楽しめます。

遊んで汗をかいて疲れたら、温泉「瀬音の湯」へ。アルカリ度の高いお湯はお肌にもよい効果が期待できるんだとか。

鳩ノ巣渓谷/東京都奥多摩町

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多摩川の清流と川辺に並ぶ巨岩・奇岩からなる「鳩ノ巣渓谷」の渓谷美は、奥多摩随一といわれています。それを一望できるのが吊り橋の「鳩ノ巣小橋」です。

ここで渓谷美を堪能したらウォーキングトレイルに行きましょう。全長2kmとさほど長くはありませんが、コースの初めには勾配のある石段が続くところなどがありますので油断は禁物。

ここもしっかり足元をかためて行きましょう。ゴールの数馬峡橋からの眺めは必見です。

御岳渓谷/東京都青梅市

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JR青梅線の御嶽駅から近く、遊歩道が整備されていて手軽に楽しめるのが「御岳渓谷」です。紅葉の名所として知られており、多摩川に映える樹々の美しさは折り紙つき。

まわりのスポットも充実しており、著名な日本画家川合玉堂の美術館、銘酒「澤乃井」で知られる小澤酒造など見どころ盛りだくさんです。

カヤックやラフティングなどウォータースポーツのメッカでもあるので、お出かけのさいにトライしてみてはいかが?

陣ケ下渓谷公園/神奈川県横浜市

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横浜駅から相鉄線とバスで1時間以内という、まさに「隠れ秘境」といえるのが「陣ケ下渓谷公園」です。クヌギやミズキからなる木立と市沢川がおりなす渓流は、神秘的といってもいいほど。

陣ケ下という地名は、鎌倉時代を代表する武士和田義盛が狩りのため陣を張ったことからきているそうですが、まさにシカやウサギが出てきそうな雰囲気です。

さほど広くはありませんが、舗装されていない道や水場もあるので、お出かけのさいは足元をかためて行きましょう。

意外にも都心から日帰りで、気軽に訪れることが可能な各渓谷。名作童話「青い鳥」でチルチルとミチルが探し求めた幸せの象徴「青い鳥」は、飼っていた鳥でした。ステキな場所も、身近なところにあるものなのです。

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