贈り物にも最適。ラベルがおしゃれなご当地「クラフトビール」ランキング【2021】

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2021/07/03

本格的な真夏を目前に暑さが増していくなか、ますますビールがおいしい季節を迎えています。

近年、じわじわと人気を伸ばしているのが、日常的に入手しやすい缶や瓶のビールとはひと味違う、風味豊かな「クラフトビール」です。

この度、旅行情報誌のじゃらんが「ご当地クラフトビール」について調査を実施。それぞれのブルワリーが研究を重ね、こだわり抜かれたクラフトビールたちが並ぶなかから、選りすぐりのランキングをご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

地域の特色を生かした、こだわりの「クラフトビール」

第10位 Usami/静岡県

image by:PR TIMES

10位にランクインしたのは、日本有数の温泉地、静岡県・伊豆の東部に広がる伊東市宇佐美の「宇佐美麦酒製造」です。

1998年に「伊豆地ビール農園」として設立し、本場ハンガリーのブラウマイスター直伝の醸造方法を用いて製造されています。

宇佐美麦酒製造が作るクラフトビールは、全体的に見ると少数派ともいえるエールビール。一般的なラガービールと違い、「上面発酵酵母」による濃厚な香りと、フルーティーな味わいが絶品です。

伊豆の地ビールとしてさらに進化を続け、2015年に誕生したブランド「Usami」は、伊豆の海洋深層水を使用して作られているもの。

なかでも定番と名高い、まろやかな「ゴールデンエール」は魚料理にぴったり。東京・永代橋の直営レストラン「USAMI GRILL&CAFE」でも味わうことができます。

第9位 まめまめびーる/香川県

image by:PR TIMES

9位にランクインしたのは、瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島のブルワリー「まめまめびーる」。


合言葉に「小豆島×ビール」を掲げ、小豆島だからこその素材を生かして丁寧なビール造りが行われています。

その製造量は、1日およそ200リットルほど。醸造所にはビールにぴったりの料理を一緒に味わえるパブが併設され、小豆島の大自然に囲まれながら、その日に作られたばかりのできたてビールを味わうことができます。

オーダーメイドビールの注文やビールの醸造体験など、珍しい試みも。

島で飲む」というシチュエーションを大切に、数種が少しずつ造られているビールは、季節毎の限定ビールなども登場するのが魅力です。

第8位 志賀高原ビール/長野県

image by:PR TIMES

スキー場としても賑わう志賀高原の麓にある「玉村本店」が8位にランクイン。創業は遡ること1805年という老舗の酒蔵で、そのお酒は明治天皇の御用品としても愛されたほどの逸品です。

昭和30年代の後半まで日本一のホップの産地だったことから、2004年にビールの醸造もスタート。

なんと畑を作ることから始め、現在では「自家栽培ホップ」をはじめ、酒米、麦、蕎麦、さらにブルーベリーやラズベリーまでの原料が作られています。

柑橘系のホップが爽やかでクリーンな定番の「志賀高原ペールエール」は、これからの季節にもぴったり。

現地には、こだわりのビールと料理を堪能できる直営のバー&レストランも。上林温泉からもほど近く、温泉と一緒に満喫するのもおすすめです。

第7位 ならビール/奈良県

image by:PR TIMES

7位にランクインしたのは、奈良県奈良市を舞台とする「ならビール」。2017年に奈良市初の醸造所として誕生して以来、6種類のクラフトビールが昔ながらの丁寧な手法で製造されています。

初めての奈良発祥ビールは、その名も「ならまちエール」。独特の色合いは奈良県産の大和ほうじ茶によるもので、モルトの甘味やフルーティな香りに加え絶妙な苦みもしっかりと感じられ、さまざまな料理と相性抜群のビールに仕上がっています。

古くからの町屋も多く残る市内の醸造所では、その場で味わえる直営店舗も併設。

美しい木製のカウンターとチェアが映える店内は、1人で立ち寄るのにも全く抵抗のない暖かみが漂います。歴史深い奈良らしさが溢れるラベルも美しく、贈り物としても最適です。

第6位 コエドビール/埼玉県

image by:PR TIMES

「小江戸」と呼ばれる人気観光地の埼玉・川越の「コエドビール」が6位にランクイン。

1970年代より有機農業を行ってきた協同商事を母体に、健全な土壌のための緑肥に麦を植えていたことから、土づくり用の麦でビール造りが開始されました。

川越の麦によるビールは完成に至らなかったものの、もうひとつの名物「さつま芋」での醸造に成功。

初の製品として赤紅色のビールが誕生し、本場ドイツのブラウマイスターによる技術継承を経て、日本の繊細な感性が冴え渡るクラフトビールが完成しました。

現在では、さつま芋の「紅赤」をはじめ、ピルスナービール「瑠璃」や贅沢なアロマホップがたまらない「伽羅」、ほかにも「毬花」「漆黒」「」と和名が輝く6種類のビールがラインアップ。それぞれに個性が際立ち、飲み比べもおすすめです。

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