日本のレトロな絶景へ。ノスタルジックに浸る、東北地方の「景勝地」12選

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2021/07/05

日本のなかでも特にのどかな風景や美しい自然の名勝地、そして古き良き日本の風景が残されている「東北地方」。

ノスタルジックな街並みや景色の中を歩けば時を超えたタイムトリップ気分が味わえます。

2021年は海外旅行には行きにくい時間が続きますが、落ち着いたタイミングで国内旅行にでかけたいところ。

そんなときは都会や現代的なエンタテイメントを少しの時間離れて、東北の美しい景勝地へと出かけてみませんか。今回はノスタルジックな雰囲気の漂う東北の名勝をよりすぐってご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

大内宿/福島県

image by:Shutterstock.com

福島県の人気観光スポット、「大内宿(おおうちじゅく)」。江戸時代、宿場町として栄えた一帯がそのままの姿で残されています。

30棟以上も立ち並ぶ茅葺屋根の民家と美しい田舎の風景が江戸時代へと誘ってくれますよ。

茅葺屋根の民家を両サイドに見ながらのんびりと散策や食べ歩きを楽しめる一方、昔の生活様式を復元した町並み展示館などで江戸のようすを学ぶことも可能。女子旅、ファミリー、カップルどんなかたでも楽しめます。

7月の半夏祭り、2月の大内宿雪まつりなどイベントの時に訪れるのもおすすめ。受け継ぎ守られてきた絶景と伝統を味わう旅にぴったりのスポットです。

七日町通り/福島県

image by:photoAC

「はいから」という言葉がぴったりなスポットが会津若松の「七日町通り」。


700mの通りには和風とも洋風ともつかないいわゆる「西洋館」や蔵などが立ち並び、大正レトロな雰囲気を醸し出しています。会津街道沿いに位置し、明治時代にはたくさんの問屋や旅籠が軒を連ねていました。

現在は美しい西洋館や蔵を整備し、レトロでおしゃれなカフェやレストラン、お土産物屋さんが立ち並ぶ女性におすすめのエリアとなっています。

お店は外観はもちろん、インテリアもそこに並ぶ商品もレトロなのにおしゃれ。日本文化と西洋文化の入り混じったはいからな大正時代の雰囲気が味わえます。

素敵な雰囲気の通りはあちこちに雰囲気の良いカフェやレトロな雰囲気を残す陶器屋さん、日本酒の製造を見学できる酒蔵などが隠れています。あちこち覗いて楽しみましょう。

前沢曲家集落/福島県

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緑の山を背景に、日本の原風景を残しているのが「前沢曲家(まえざわまがりや)集落」です。「曲家」と呼ばれるL字に曲がった日本家屋が建つ集落で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

景観に統一感があるのはひとつの大工集団によって築かれたものだから。この集落は明治時代に一度火事によって焼失してしまいましたが、その後再建されました。

曲家には雪深い冬を乗り越えるさまざまな工夫や、当時の人々の営みを根底から支えるための知恵などが見て取れます。

夏の間はガイドの方が駐在しており、昔の生活の様子や曲家の作りなどを詳しく解説してくださいますよ。


松島/宮城県

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松尾芭蕉や伊達政宗を始めとし、古くからたくさんの人々を魅了した「松島」。日本三景のひとつに数えられる名勝地で、松島湾に260もの島々が浮かぶ風光明媚な絶景が有名です。

有名な松島はお昼間の明るい時間帯に訪れるのも良いですが、よりノスタルジックな古の雰囲気を感じるためにはお月見がおすすめ。アインシュタインも月見に訪れ、言葉を失ったと伝わるほど美しい絶景が見られます。

特に中秋の名月の時期になると伊達藩の屋敷である「観瀾亭」でお月見の会が催されたり、周辺の宿でもお月見イベントが多く開催されます。伊達政宗も見た松島の美しい月夜を味わう旅に出かけてみましょう。

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