今年も酷暑となりそうな日本の夏。欠かせないのが日焼け止めですよね。しかし、日焼け止めがついてしまった衣類を“あるもの”と洗濯すると、大失敗となってしまうこと、ご存知でしたか?今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、ご自身の経験をもとに日焼け止めをつけた日のお洗濯についてお話しています。
日焼け止めとピンク
さて、本日はピンクになったお話。
あっつくなってきましたね!もはや暑いとかいう言葉では足りない気がします。なんていうか、こう悪意に満ちた外気っていうか…照りつける太陽とむわむわの空気ってこんな感じじゃないですか?
で、しかたなく今日も日焼け止めをぬりぬりするわけですよね。日焼けの大半は実は室内で起きるので、外に出ないからといって対策しなくていいわけじゃないんですよ。
日焼け止めといえば、洗濯の思い出。、横浜にいたころ、バビーが私のブラウスを洗濯して
・まだらピンク( ̄□ ̄::)!!
にしたことがありました。
いや、結構ビビるくらいの
・どピンク!!
なんですよ。襟とか袖口とかだけ。
当時は原因が分からなかったんですが、というか、バビーがなにもしていないと言い張ったので( ̄∇ ̄) 原因が分からなかっただけですが、あとから考えてみれば
・ハイターなど塩素系漂白剤が
・日焼け止めが付着した部分に反応
したものだったんですね
すべての漂白剤が反応するわけではなく、塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムが反応するそうです。
また、繊維自体が染まっているわけではなく、日焼け止めに反応しているだけなので
・日焼け止め成分を落とせばいい
ということです。つまり、対処の仕方は
・洗剤で洗えばいい
ということです。
花王のHPでも同じようにフツーに洗剤で洗うことを薦めています。
● Q.白い衣類を「ハイター」で漂白したら、衿や袖口などが部分的にピンク色に変色(着色)してしまったのですが?
ちなみに、塩素系の漂白剤以外、つまりオキシクリーンなどの酸素系の漂白剤につけ置き洗いすることを薦めているサイトやブログもあります。ま、これでも確かに落ちる…と思います。漂白しているんじゃなく洗ったから落ちているだけなんじゃないかと思いますけどね。
ただ、漂白剤を重ねて使うより、フツーに洗う方がカンタンだし傷みが少ないのではないでしょうか。早く処置しようと思って過激なケアをして、更に傷めてしまう…というのはありがちですが是非避けたいと思うんですよね。
まあ、日焼け止めが付いているかどうかは、洗濯前の服を見ただけでは分かりません。スプレータイプの日焼け止めを使っていたりすると、ビックリするほど広範囲に付着していてそれこそ
・どピンクの服
になってしまう危険性もあるんです。塩素系漂白剤より酸素系を使う方が安全ですよね。
夏の必需品、日焼け止め。塩素系漂白剤を使わないで。どピンクになったら、濃いめの洗剤でフツーに洗いましょう。
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