緊急事態の全国拡大「議論を」 感染対策強化の必要性強調―尾身氏

2021.08.04
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by 時事通信


衆院厚生労働委員会の閉会中審査で答弁する政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=4日午前、国会内

衆院厚生労働委員会の閉会中審査で答弁する政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=4日午前、国会内

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は4日の衆院厚生労働委員会で、緊急事態宣言について「全国に広げるべきかは議論の対象にすべきだ」との認識を示した。立憲民主党の氏への答弁。
 緊急事態宣言は現在、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県に発令されている。尾身氏は「宣言を出して何をやるかという議論も並行して進めるべきだ」と指摘。感染拡大を抑え込むため、さらなる対策の必要性を強調した。
 尾身氏はまた、医療提供体制の確保に関し、「感染拡大のスピードと医療逼迫(ひっぱく)のインパクトは今までにない厳しいものだ」と懸念を示した。立民の氏への答弁。(2021/08/04-13:18)

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