来月4日に新首相選出 衆院選「11月7日」の見方

2021.09.16
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by 時事通信


記者会見する加藤勝信官房長官=16日午前、首相官邸

記者会見する加藤勝信官房長官=16日午前、首相官邸

 官房長官は16日の記者会見で、臨時国会について「10月4日に召集する方向で検討している」と明らかにした。9月21日に閣議決定する方針。召集日に首相の後継となる新首相を選出する運びだ。衆院選に関しては自民党内で「10月26日公示、11月7日投開票」の日程が取り沙汰されている。
 加藤氏は衆院議員の任期満了が10月21日に迫っていると指摘。「各自治体でも選挙準備を本格的に始めなければならない時期に来ている。早期に臨時国会の召集を正式に決定し、任期満了日前の総選挙が事実上なくなったことを明らかにしておくことが必要だ」と語った。
 10月4日に臨時国会で新首相が選出されれば、同日にも新内閣が発足。これを受け、与党は8日に新首相の所信表明演説、11~13日に各党代表質問を行い、直後にも国会を閉幕する日程を想定している。
 この場合、衆院を解散しなければ公職選挙法の規定で、衆院選は11月7日で確定するが、野党は衆参両院で予算委員会開催を求めており、最終的に国会・選挙日程は新政権が判断する。(2021/09/16-17:53)

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