車窓に広がるパノラマの世界。世界の「絶景が自慢の列車」8選

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2019/10/12

「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」。こちらは40年以上前の交通安全標語ですが、旅はまさにそう。旅路の途中を楽しんでこそ、面白さは増すものだとは思いませんか。

今回は「電車での旅」にフォーカスして、車窓の外に広がる景色を楽しめる列車を紹介。まずは日本から、とびきり車窓が美しい路線を見ていきましょう。

篠ノ井線/長野県

姨捨駅 image by:Shutterstock.com

長野県の篠ノ井と塩尻の間を走る「篠ノ井線」。風景の見どころは姨捨駅で、山地のへりにあります。東に善光寺平が広がり、その夜景はうっとりするほどの美しさ。

春には、南寄りの千曲川沿いに桜く桃の花も臨むことができます。駅のまわりに広がる棚田は、日本の棚田百選に選定されたことに加え、文化庁から重要文化的景観に指定されています。

ハルツ狭軌鉄道/ドイツ

image by:Shutterstock.com

「ハルツ狭軌鉄道」は魔女伝説の残るハルツ地方のヴェルニゲローデ駅から標高約685mのブロッケン山の山頂に向かい、2時間ほどの旅を楽しめる本格的な蒸気機関車です。

ドイツ各地では今でも蒸気機関車が観光客や地元の人々の足として活躍。開放的なデッキで雄大な景色を思う存分堪能できるでしょう。

ウエストハイランド・ライン/イギリス

image by:Shutterstock.com

スコットランドのフォート・グレナムとマレイグを結ぶ「ウエストハイランド・ライン」。名前どおり、スコットランドのハイランド(高地)に広がる森や草原の風景が楽しめます。

人気列車は、蒸気機関車ジャコバイト号。そして人気フォトスポットは、マレイグ近くにあるグレンフィナン陸橋。映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場して有名になりました。1894年に開通した、世界最古のコンクリート製陸橋です。


ゴルナーグラート鉄道/スイス

image by:Shutterstock.com

ゴルナーグラート鉄道」は、標高1,620mのツェルマットから標高3,100mのゴルナーグラートを結ぶ登山鉄道。車窓からは、雄大なアルプスの大迫力なスケールを体感することができます。


また、マッターホルンの絶景を眺望できるスイスでもっとも人気な展望台「ゴルナーグラート展望台」へは、この鉄道を使ってアクセスできます。

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