トヨタ実証都市、24年にも開業 子会社CEOが見通し

2021.10.05
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by 時事通信


実証都市「ウーブン・シティ」の起工式を行うトヨタ自動車の豊田章男社長(左)ら=2月、静岡県裾野市(同社提供)

実証都市「ウーブン・シティ」の起工式を行うトヨタ自動車の豊田章男社長(左)ら=2月、静岡県裾野市(同社提供)

 トヨタ自動車子会社で、自動運転などの実証実験を行う近未来型都市「ウーブン・シティ」(静岡県裾野市)の建設を担うウーブン・プラネット・ホールディングス(東京)のジェームス・カフナー最高経営責任者(CEO)は5日、今後の計画について「2024年から25年の間に第1期が開業を迎える」との見通しを明らかにした。
 地元の裾野市が住民向けに開いた説明会の後の記者会見で述べた。カフナー氏は「来年から建屋の建設に入る」と表明。その上で、第1期の開業後に「(都市機能の順次)拡大を考えている」と述べた。
 ウーブン・シティは、トヨタ子会社の工場跡地に人が実際に暮らしながら、自動運転車や人工知能(AI)、水素エネルギーなどの先端技術を検証する拠点。今年2月に起工式が行われ、現在は造成作業が進められている。(2021/10/05-21:14)

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